ヤマハから、フロントサラウンドシステムの最新モデル「YSP-2500」が発表された。7月下旬発売予定で、予想実売価格は10万円前後。
スピーカーから音をビームとして放射し、壁に反射させることでサラウンド再生を行なう「デジタル・サウンド・プロジェクター」のミドルクラスモデルで、「YSP-2200」の後継モデル。2.8cmのビームスピーカーを16個内蔵し、サブウーファーも付属する。
同社独自の音響技術「シネマDSP」を搭載することで迫力のあるサラウンド音声の再生が可能。また、セリフやアナウンサーの声などの音を大きくして聞き取りやすくする「クリアボイス」機能なども搭載する。
新機種はBluetoothに対応し、スマートフォンなどの音声をワイヤレス再生できるようになった。また、スマホ/タブレット用アプリ「HOME THEATER CONTROLLER」に対応。スマホなどから音場調整や音質設定などが行なえる。
本体前面にはバーチャルサラウンドに対応したヘッドフォン端子を新たに装備。深夜などはヘッドフォンでも迫力のある音響効果を楽しめる。
HDMI端子は4Kおよび3Dのパススルーに対応したほか、オンスクリーンディスプレーメニューを搭載。設定メニューも日本語となっており、わかりやすい。
そのほか、サブウーファーとの接続がワイヤレスとなっており、レイアウトしやすくなっている。
なお、同社は本機の発表に合わせ、YSPシリーズ10周年を記念したスペシャルコンテンツを公開。開発秘話やデジタル・サウンド・プロジェクターの技術解説、歴代のYSPシリーズの紹介などが閲覧できる。