このページの本文へ

大容量メモリを搭載、ビジネスアナリティクスやクラウド基盤向け

オラクル、最新Xeon E7搭載の「Sun Server X4-4/8」発売

2014年07月04日 06時00分更新

文● TECH.ASCII.jp

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

 日本オラクルは7月3日、最新世代の「インテルXeon E7」プロセッサを搭載したx86サーバー「Sun Server X4-4」「同 X4-8」の提供を開始した。大容量メモリと多数のコアを搭載し、リアルタイムのビジネスアナリティクスやクラウド基盤構築に適している。

オラクルのx86サーバー「Sun Server X4-8」

 オラクルのx86サーバー最上位機種となるX4-8は、5Uサイズの筐体に最大8つの「Xeon E7-8895 v2」プロセッサ(120コア)、6TBメモリ、9.6TB(HDD)/6.4TB(フラッシュ)のストレージを搭載する。同一プロセッサを搭載するX4-4は3Uサイズで、最大4CPU(60コア)、3TBメモリ、7.2TB(HDD)/4.8TB(フラッシュ)のストレージを搭載。

 大容量メモリを搭載しているため、「Oracle Database」や「Oracle Database In-Memory」との組み合わせにより、高速にクエリを処理することが可能。電力効率の高い低電圧DRAMメモリを搭載しているため、節電とパフォーマンスの向上を両立できるとしている。

 またX4-4/X4-8は、オラクル独自のテクノロジーとXeon E7を組み合わせることで、稼働するコア数やコアあたりの性能をより動的に最適化し、消費電力とパフォーマンスを効率化する「Elastic Computing」機能を備えている。

 最小構成価格(税抜)は、X4-4が349万7930円、X4-8が754万6308円となっている。

■関連サイト

カテゴリートップへ