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BDの選択も可能になった、世界最軽量(※)ハイブリッド・モバイル

本当のビジネスをしたい人に向けた、新レッツノート MX3を検証

2014年05月20日 11時00分更新

文● 編集部、写真●小林 伸

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ソフトのよさも注目したいポイント


 一方、ソフト面でもユーティリティーの追加で使いやすさが向上している。直近で追加されたものとしてはプレゼンを快適にする「スマートアーチ for iOS」、ディスプレー反転時の誤タッチを軽減する「Dynamic Frame機能」などがある(ダウンロードすることで利用できる)。特に注目したいのが。スマートアーチ for iOSの存在だ。

iPhoneでパワポをリモート操作できる、スマートアーチ for iOS

 無線LANのアドホックモードでiPhoneとレッツノート本体を1対1でつなぎ、iPhone上の専用アプリからレッツノート本体で再生中のPowerPointスライドをワイヤレス操作できる機能だ。

 スマートアーチ自体はこれまでもあったのだが、AndroidスマホのELUGAシリーズなど対応機種が限定されていた。iPhoneにも対応したことで、誰でも使いやすくなったのは確実だろう。

必要な機能にすばやくアクセスできるDashboard for Panasonic PC

 ビジネスPCとしてのシンプルな操作感を追及しているため、あまり目立たないが、アプリ面での使い勝手のよさもレッツノートの特徴と言える。ダッシュボード上には解像度設定や省電力設定など使う機会は多いが、どこを設定すればいいかつい忘れてしまう機能もわかりやすくまとまっている。

タッチ操作を使いやすくするためのユーティリティーも用意している

電源オフ時のUSBチャージ設定もBIOSなどで設定する機種もあるが、ユーティリティーからスムーズに変更できる

電源管理関係のプランも非常に豊富だ

これは便利な、スマートアーチ for iOS


 2014年春モデルにもダウンロード提供される「スマートアーチ for iOS」はプレゼンに便利なユーティリティーだ。使用するためにPCとiPhoneの両方にアプリを入れておき、両者を接続するための簡単な設定が必要となるが、使い始めると極めて便利で驚かされる。

iPhoneを片手にレッツノートでプレゼン……も可能に

 使用方法の流れは、タスクトレイに入っているPC側のスマートアーチでプレゼンサポートを選択。画面に出ているSSID/パスワードでiPhoneをWi-Fiでレッツノートにつなぐ。レッツノートの画面上でPowerPointを起動。この状態でiPhone側のスマートアーチを起動すると、プレゼンの一覧が見られるというものだ。

レッツノート側でプレゼンサポートを選び、SSIDとパスワードを表示する。SSIDなどは変更できる(ここではASCII_JPと変更した、iPhone版画面に反映)

iPhone版の操作。スマートアーチを開く前に無線LAN設定でSSIDとパスワードを指定しておく必要がある

レッツノートでPowerPointファイルを開いてスマートアーチを起動。過去に開いたファイルも履歴から選べる

iPhoneのタッチ操作で表示させるスライドを切り替えられる

一覧をサムネイル表示して選ぶことも可能

スライドにノートを書き込んでおけばカンペ代わりになる

タイマーやポインターなどプレゼンに便利な機能も持つ

 言葉で書くと複雑だが、iPhoneアプリはわかりやすいUIで、接続さえできてしまえばかなり快適。スライドの一覧をサムネイルで見たり、iPhoneの画面タッチでポインターを操作したり、スライドに追加しておいたノート(カンペ)のチェックができたりと、プレゼンが相当に快適になる。

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