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4つの顔を持つ「Yoga 2  11」を検証する 第1回

利便性と携帯性を兼ね備えた本体デザイン

持ち運びも便利な2-in-1 Ultrabook「Yoga 2 11」の使い勝手をチェック

2014年05月12日 11時00分更新

文● 高橋量

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利便性と携帯性を兼ね備えた本体デザイン

 「Yoga 2 11」は液晶ディスプレーを360度回転させることが可能で、用途に合わせた4種類のスタイルで利用できる。標準的なクラムシェル型ノートのスタイルは「ノートブックモード」と呼ばれ、文書作成などキーボードを主に使う作業に向いている。液晶ディスプレーを360度回転させて反対側に閉じた状態は「タブレットモード」で、その名の通りタブレット的な使い方に適したスタイルだ。タブレットモードから液晶ディスプレーを少し開いた状態は「スタンドモード」と呼ばれる。そのまま本体を上下を逆にひっくり返して自立させると、狭い場所でも設置できる「テントモード」となる。

ネットやアプリを楽しむのに最適な「タブレットモード」

「スタンドモード」は相手に画面を見せるときや動画視聴時に向いている

開閉角度を調整することで狭い場所でも設置できる「テントモード」

ふたつの軸を備えた「デュアルヒンジ」を利用することで、液晶ディスプレーのスムーズな回転実現している。ヒンジの耐久性も高い

 フットプリントは約幅298×奥行206.5で、A4サイズ(幅297×奥行き210mm)よりもわずかに小さい程度。本体の高さは約17.2mmだ。11.6型Ultrabookとしては標準的な大きさだが、2-in-1タイプであることを考えれば十分コンパクトだと言えるだろう。重量は約1.3kgとそれほど軽いわけではないが、ストレスなく持ち歩ける重さである。

本体の高さは約17.2mmと比較的スリム。重量は約1.3kg

本体のカラバリは「ライトシルバー」と「クレメンタインオレンジ」の2種類(写真はクレメンタインオレンジモデル)

天板は光沢を抑えたマットな仕上がりで手で持っても滑りにくく、質感も上々だ

(次ページ、「コンパクトながら実用的に使える液晶ディスプレー&キーボード」に続く)

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