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ビジネス極意、エクセルデータ分析のコツと手法 第2回

ビッグデータにも応用できるExcelデータ分析の基本 2

グラフにして分析データを見やすくする──住中先生の「ビジネス極意」

2014年04月16日 09時00分更新

文● 住中光夫/アスキー書籍編集部

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ピボットグラフの種類の変更

 ピボットグラフで視点を変えて分析するには、ピボットグラフの種類を変更します。


ピボットグラフの変更

1 ピボットグラフを選択する。 → 2「ピボットグラフツール」→[デザイン]タブ→[グラフの種類の変更]ボタンをクリック。

種類の指定

3「グラフの種類の変更」画面の左側でグラフの種類を選択する。ここでは[折れ線]をクリック。 → 4 右側で目的のグラフを選択する。ここでは[マーカー付き折れ線]をクリック。 → 5 グラフの変更後のイメージが表示される。 → 6[OK]ボタンをクリック。

グラフの種類が変更された

7 マーカー付きの折れ線グラフに変更された。

ピボットグラフの移動

ピボットグラフは、初期設定ではワークシート上に表示されていますが、ピボットグラフ単体で見せたいときなどは、グラフを専用のワークシートに移動することもできます。

ピボットグラフの移動1

1[デザイン]タブの[グラフの移動]ボタンをクリック

ピボットグラフの移動2

2「グラフの移動」画面が表示されたら、[新しいシート]を選択

ピボットグラフの移動3

3 グラフ専用シートにグラフのみが移動する

 このように、ピボットテーブルをグラフにすれば、集計結果を比較して異常値をすぐに見つけられます。

 第3回では、全体と部分のグラフを比較して要因をつかむ手法である、「逆トーナメント手法」を解説します。

 この連載では、Excelで行える分析手法のうち、ほんの一部の手順解説と考え方のヒントを掲載していきます。ビジネスデータ分析の根本的な考え方や、多様な手法を知りたい方は、ぜひ『ビジネス極意シリーズ エクセルデータ分析のコツと手法』もお読みください。書籍をご購入いただければ、サンプルデータをダウンロードして、自分ですぐに操作して学べます。

住中光夫プロフィール

「情報システムを販売サポートに活用する立場」、「情報システム部門でシステムを構築運用する立場」、「経営者として情報を見る立場」の3つを経験し、情報システムコンサルタントとして30年弱のキャリアをもって活躍中。膨大なビジネスデータをピボットテーブルで分析する「ビジネスデータ分析」の元祖として、コンサルティングや、営業および幹部社員の社員教育、情報活用のセミナー講師などを年間100回ほど実施。マイクロソフト社のセミナーで、3回連続して受講者からNo.1の評価を受けている。データ分析や提案プレゼンの書籍も数多く発表。システムリサーチ&コンサルト株式会社代表取締役。

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