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音源購入から始めて、とりあえず気軽に楽しんでみる

PCとスマホで始めるお手軽ハイレゾオーディオ!

2014年04月25日 11時00分更新

文● ASCII.jp編集部

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家でくつろぎながら楽しむ! -PC編-

DAC内蔵スピーカーでシンプルに!

 PCによるハイレゾオーディオ再生で最も手軽なのは、DACを内蔵したスピーカーを導入する方法。USB 経由でPCにつなぎ、ハイレゾ音源に対応したソフトで再生するだけでOK。ただ、「ハイレゾ」といえる 96kHz/24bitや192kHz/24bitに対応しているモデルは現状少なめ。価格は5万円台からが目安だ。

 最大のメリットはやはり「手軽で場所をとらない点」。PCのスピーカーに満足できず、音声出力端子にスピーカーをつないでPCでの音楽鑑賞を楽しんでいるユーザーも多いと思うが、感覚的にはその延長線上のようなもの。USB DAC機能を搭載していないスピーカーでもハイエンドなものは値が張る。スピーカーの買い替えを検討しているなら、「ハイレゾ」という言葉をよく聞くようになったこのタイミングで、USB DAC機能をそなえたスピーカーに買い替えてしまうのもいいのでは!? 

DAC+スピーカーを導入!

 スタンダードにUSB DACとスピーカーを組み合わせる方法。上の例だとUDA-1が実売4万5000円前後、686 S2はペア実売8万円前後で、導入費用がなかなか高額になってしまうが、ハイレゾ対応のDACさえあればとりあえず再生/出力自体はできる。

 この方法のメリットは、なんといっても自由度の高さ。「DAC内蔵スピーカーでハイレゾ対応の製品」は限られるが、「ハイレゾ対応のDAC」や「ハイレゾ音源の再生にも耐えられるスピーカー」なら探しやすい。またDAC内蔵のスピーカーだと、例えば「傾向の異なるスピーカーが欲しくなり」かつ「ハイレゾ再生環境は手放せない」という場合に、DACやDAC内蔵アンプ、スピーカーの両方を購入しなければならないが、別々に揃えていれば、将来的に「片方だけ買い替える」ことが可能。

 初期費用を抑えたい場合は、とりあえずヘッドフォンアンプ機能を内蔵しているDACのみ導入して、ひとまずヘッドフォンで楽しむのもアリ。あとでスピーカーを買い足す手も。

PCでハイレゾ聴くならこれもおすすめ!

オラソニック「NANO-UA1」 CDジャケットを3枚重ねた程度の小型筐体が特徴の、DAC内蔵プリメインアンプ。ヘッドフォンアンプとしても使える。入力した音源を192kHz/24bitにアップサンプリングしてくれるのも大きな特徴。ちなみに公式サイトからペーパークラフトをダウンロードできるので、購入前に設置イメージを確かめてみるのもいいかも(実売価格 6万4000円前後)

フォステクス 「PM0.5n」 130mmウーハー+20mmツイーターという2ウェイ構造のスタジオモニター。低域の表現力、スタジオモニターならではの分解性能に優れ、リスニング用にも最適。PCにつないだ際もノイズが出にくい防磁設計になっている(実売価格 1万4000円前後/1台)

SHURE「SRH1840」 SHUREのフラッグシップヘッドフォン。開放型ならではの豊かな音の広がりと、緻密な描写を味わいたい。インピーダンスが65Ωと高めなので、アンプにつなぐと存分に性能を引き出せる。エアクラフト・グレード(航空機に使うグレード)のアルミ合金ヨーク、ステンレス製フレームを採用しており、軽量で高級感もあり(実売価格 5万円前後)

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