こだわりに合わせて構成が選べる!WEB限定のデスクトップ
国内大手製が嬉しい!スリムセパレートPC「ESPRIMO DHシリーズ:ESPRIMO WD2/M」 (3/4)
2014年04月17日 11時00分更新
小さくとも拡張性は十分ある構造
「ESPRIMO WD2/M」の内部構造も見てみよう。スリムケースを採用したマシンは拡張性が非常に低いことも少なくないが、「ESPRIMO WD2/M」の場合はそうでもない。購入時に選択した構成にもよるが、メモリーやグラフィックス機能の追加、光学式ドライブやストレージの交換などは十分ユーザーでも可能なつくりだった。
試用機はグラフィックス機能としてGeForce GT635を搭載しており、メモリーも32GBと最大容量を搭載しているため拡張スロットを使い切った状態。ストレージもHDDとSSDを組合わせた構成で、これにさらなる追加を行なうというのはさすがに無理だろう。一方、抑えた構成で購入し、ユーザー側の責任でこの程度まで拡張したり、搭載されているものを差し替えて延命したりできるだろう。
ディスプレーやキーボード等は選択肢豊富
セパレート型デスクトップPCの魅力は、ユーザーの自由度が高いところにある。キーボードやマウスだけでなく、ディスプレーもユーザーが選べるので、予算やこだわりに合わせた選択ができる。また企業導入等、複数台を購入する時には、手持ちのディスプレーでは数が足りなくなる場合もあるのでその分だけディスプレーつきで購入、というようなことができるのも嬉しい。
「ESPRIMO WD2/M」は「富士通WEB MART」のカスタムメイドモデルだから、本体内部の構成を用途に合うようなカスタマイズもできるが、ディスプレーの有無、付けるならば20型にするか24型にするか、なども選択できる。
試用機には24型の「VL-24WM1」が付属していた。VL-24WM1の解像度は1920×1200ドットでフルHD以上。チルトやスイーベル機能も搭載しており、スピーカーも内蔵している。光沢のないノングレアタイプなので目も疲れづらいのがよかった。なお、「VL-24WM1」は4月10日時点では完売中だった。ただし、本製品に電源連動機能が付いた上位製品、20インチのワイドノングレア液晶も用意されている。ディスプレーの選択に困ることはないだろう。
キーボードとマウスは、標準ではUSB接続の有線タイプが付属する。試用機ではこのほかに、オプションで選択するワイヤレスキーボードとワイヤレスマウスのセットもついていた。有線、無線ともにスタンダードなつくりで、とくに扱いづらい部分などもない。また、Bluetooth接続のワイヤレスタッチパッドも用意されており、必要なら同時購入できるのもうれしい。
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