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読んだら買いそうになる!? お買い得品発掘情報 第22回

増税直前! まだ買えるおススメのノートPCを探せ!

2014年03月27日 12時00分更新

文● 正田拓也

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意外にも駆け込みOK!? メーカー直販の即納モデルも狙い目

ソニーの「VAIO Fit 14E」

ソニーの「VAIO Fit 14E」

 すでに量販店店頭からはPCの在庫が消えようとしているが、意外にも直販サイトならまだ消費税5%で購入できる。

 ニュアンスはさまざまだが、3月中のオーダーなら消費税5%相当ということになっているところがある。本来は4月納品や出荷であれば8%消費税とするのが正式なルールだが、3月中に決済が終わっていれば追加請求はないという表現で、実際には消費税5%分の負担で買えるようにしているサイトもある。

 とはいえ、Windows XPのサポート終了対策であれば、いくら消費税が5%分で済んでも早く届かなければ意味がない。そこで各社とも即納モデルを用意している。

 例えば、ソニーの「VAIO」は直販サイトのソニーストアで扱っているBTOモデルに「速配仕様」として当日出荷のモデルがある。

 VAIOの速配仕様はお買い得機種よりも比較的スペックが充実したラインナップだが、エントリー機種となる14インチノートPCの「VAIO Fit 14E」は、CPUにPentium 3556U(1.70GHz)を採用し、4GBメモリー、500GB HDD、DVDスーパーマルチドライブを搭載。Microsoft Office 2013 Home and Businessをプリインストールして8万8800円で購入可能。

レノボ「ThinkPad E440」

レノボ「ThinkPad E440」

 また、レノボの直販サイトレノボ・ショッピングでは「ThinkPad」即納モデルの在庫がまだあり(3月26日現在)、14インチの「ThinkPad E440」ならばWindows 7搭載モデルまである。

 例えば、CPUにHaswell世代のCeleron 2950(2.00GHz)を採用し、2GBメモリー、320GB HDD、DVDスーパーマルチドライブ、OSにWindows 7 Home Premiumを搭載するモデルは5万7120円となっている。オーダーから3営業日で到着するとしているが、在庫状況は刻一刻と変わっているので決断するなら急いだほうがよさそうだ。

駆け込み購入はあきらめも必要だが
最後まで検討の手は緩めてはいけない!

 現在、消費増税のほか、Windows XPのサポート終了もあってPC業界の品薄さは異常な状況。Windows XPの代替ならば急ぐしかないが、無理して希望に合わないものを買ってしまうよりは、5%で買うのを潔くあきらめることも必要な状況だ。

 Windows XPのサポート終了は4月9日なので、4月に入って増税となってもしばらくは品薄でお買い得品の少ない状況は変わりはない。もし待てる状態であれば、少し品薄が落ち着くまで待ったほうが賢明。特にPCは価格下落が進みやすい商品ということもあり、しばらくすれば価格は下がるのはほぼ確実だろう。

 だが、3月中の購入をあきらめてしまってはいけない。増税前とXPの問題もあって当初から売れることを予想していた時期でもあるため、店によってはかなり高い売上目標を設定している場合もある。となれば、売り物が少なくても売上を獲得していかなければならないため、増税直前に誰もが飛びつきやすい特価品が現われるケースは十分予想される。

 また、予約されていた商品のキャンセル品など、まだまだ在庫が追加される可能性もある。欲しいものがなければ購入をやめる決断も必要だが、最後まで特価品の出現には目を光らせておいたほうがいいだろう。

 なお、Windows 7機種はすでにあまり見かけなくなっており、最新スペックで買うならメーカー直販サイトからBTOモデルを選ぶしかない状況となっている。確かに以前からの操作性の継承という点でWindows 7は有用で、XP代替対策にも適している。しかし、OSの新しさや今後のことも考えるとWindows 8にするほうが前向きだ。

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