使ってみなきゃわからない。デル「XPS 11」の素晴らしきモバイル性 第4回
外出先でもガッツリ使えるトップクラスのスタミナ!
WQHD液晶を搭載した「XPS 11」のモバイル性能を検証する (2/5)
2014年04月01日 11時00分更新
効率的な作業に欠かせない広大なデスクトップ
XPS 11の液晶ディスプレーは11.6型とコンパクトでありながら、解像度は2560×1440ドットと非常に高精細だ。画素密度は約253dpiだが、これだけ高精細だと画面の文字が小さくて見えづらいのでは? と心配する人もいるだろう。だが標準ではWindows 8.1の設定によってデスクトップの表示項目が拡大表示されているため、見づらさは少しも感じられなかった。
しかしこの状態では1画面あたりの情報量はそれほど多くはない。感覚的には1920×1080ドットと同じ程度だ。2560×1440ドットの広大なデスクトップを利用したい場合は、前述のデスクトップ設定で表示サイズを最小に設定する必要がある。
デスクトップを等倍で表示するとアイコンや文字が小さくなってしまうが、情報量の多さは圧巻だ。たとえばブラウザーでウェブページを表示しながら、同時にエクセルで表を作成するといった作業も楽々行なえる。1920×1080ドットの環境と比較すると、その違いがわかるだろう。
文字が小さくなる点については、慣れればそれほど見えづらさを感じないはずだ。筆者も始めのうちは文字が読みづらく感じたが、10分程度でストレスを感じなくなった。見え方や感じ方には個人差はあると思われるが、おそらくそれおほど大きな問題にはならないだろう。オフィスやブラウザーは拡大率を手軽に変更できるので、普段は拡大しておいて全体を見渡したいときだけ縮小表示するという手もある。情報量が多いと作業の効率も格段に向上するので、いろいろ工夫して使いこなしたい。
(次ページ、「コンバーチブル型2-in-1としては驚異的な持ち運びやすさ」に続く)
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