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使ってみなきゃわからない。デル「XPS 11」の素晴らしきモバイル性 第1回

Ultrabook×ブックエンド=新たな可能性!?

「XPS 11」の本体デザインと使い勝手を検証する (1/3)

2014年02月11日 11時00分更新

文● 高橋量

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 デルの「XPS 11」は、ディスプレイを360度回転させることでタブレットとしても利用できる「2-in-1」タイプのUltrabookだ。カーボンファイバーと削り出しのアルミ素材を利用した質感の高いボディはコンパクトで軽く、十分な剛性も確保されている。持ち運べる2-in-1ノートとして注目したいモデルだ。そこで今回は、XPS 11の本体デザインと液晶ディスプレイやキーボードの使い勝手について検証したい。

2560×1440ドット表示が可能な11.6型液晶ディスプレー搭載のタッチ対応Ultrabook「XPS 11」

試用機の主なスペック
製品名 New XPS 11 プレミアム・タッチパネル
CPU Intel Core i5-4210Y(1.5GHz)
メモリ 4GB DDR3L-RS 1600MHz
ディスプレー 11.6型ワイド IPS液晶(2560×1440ドット)
グラフィックス インテルHDグラフィックス4200(CPU内蔵)
ストレージ 256GB SSD
ネットワーク IEEE802.11a/b/g/n/ac
インターフェース HDMI端子、USB3.0端子×2、Bluetooth4.0、HD Webカメラ、NFC、メモリカードスロット(SD/SDHC/SDXC)
バッテリ駆動時間 約8時間
本体サイズ/重量 約幅330×奥行き201×高さ11-15mm/1.13kg
OS Windows 8.1 64bit

4種類のスタイルで利用できる変形ボディ

 「XPS 11」はシーンに合わせて4種類のスタイルに変形できるのが特徴だ。もっとも標準的なスタイルが、クラムシェル型の「ノートパソコンモード」で、キーボードやタッチパッドを使った生産性の求められる作業に向いている。

キーボードやタッチパッドの操作がメインの「ノートパソコンモード」。文書作成や写真編集などの用途向き

 ノートパソコンモードから液晶ディスプレーを360度回転させて裏返しにすると、タッチ操作を主体とした「タブレットモード」となる。片手で持って操作したり、机の上において複数人で画面を見るのに適したスタイルだ。

ディスプレイを回転させた「タブレットモード」。この状態では、キーボード面が床に直接触れることになる

画面を回転させてポートレートモードに変更すると、縦に長いWebページを読むのに便利

 タブレットモードから液晶ディスプレーを起こした状態が「タブレットスタンドモード」だ。動画を鑑賞したり、プレゼンで相手に画面を見せるときに利用するといいだろう。

タブレットモードから液晶ディスプレーを起こした「タブレットスタンドモード」

 タブレットスタンドモードから本体をひっくり返し、イーゼルのように立たせた状態を「テントモード」と呼ぶ。キーボードが液晶ディスプレーを支えているため、タッチ操作で画面に触れてもグラグラ揺れないのがポイント。角度を狭めることでわずかな設置スペースでも利用できるほか、縦置きにして使うことも可能だ。

画面を起こした状態でのタッチ操作に最適な「テントモード」。デスク上はもちろん、キッチンのテーブルで利用するのもアリだ



デル株式会社

 (次ページ、「高い質感と頑丈さを兼ね備えた本体デザイン」に続く)

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