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アスキー・ジャンク部リターンズ 第32回

第1弾は1950年代を思わせるボリュームたっぷりなバーガー

攻めるマクドナルドで来年は復活!? アメリカンヴィンテージで本土決戦

2013年12月25日 20時39分更新

文● アスキー・ジャンク部リターンズ

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今後はより広い客層の開拓を

キャンペーンメニューを手にするカサノバ氏

メニューマネージメント部の中山氏がキャンペーンの詳細を説明する一幕も

 キャンペーンの概説を終えたカサノバ氏は、同社最大の課題は今後のメニュー開発にあるとし、具体的な3つの領域についてプレゼンテーションを行なった。

 1つ目は期間限定商品について。2013年、新しいチキンフィレオの発売に合わせてチキン商品を刷新した結果、それらのメニューは女性を中心とした、より軽い触感を好む客層に好評を得ているという。そこで、期間限定商品拡充の際、従来のようにビーフベースの商品に加え、新しいチキンパティー、あるいはパンなど新しいベースの商品を開発していくことで、客層の拡大を目指していくという。今回の「アメリカンヴィンテージ」はまさにそのような戦略に則って行なわれるキャンペーンと言えるだろう。

 2つ目は朝食。2013年は朝食時間帯で利用が多かったことから、朝食メニューの拡充を図っていく。「今後も平日、週末を問わずお客様の朝食の需要にお応えするようなメニューの充実を図ってまいります」とカサノバ氏。

 3つ目は幅広いメニューの提供で、こちらもより広い客層に訴えかけていくことが目的になる。特によりフレッシュでヘルシーなメニューを求める要望に応えるために、8月には新たな「マックラップ」を投入するなど、メニューラインを強化していく予定になっているという。

自ら試食品を配るカサノバ氏。カメラを向けると笑顔を見せてくれた

 終始にこやかに発表を終えたカサノバ氏だが、コンビニチェーンとの競合、消費者の需要の変化などが原因で、昨今マクドナルドの業績は低空飛行を続けている。これらのキャンペーンがその回復の起爆剤となり、更に上昇させていけるのかどうか、ジャンク部員としては期待が高まるばかりだ。来年のマクドナルド、非常に楽しみである。

 以上、今回はマクドナルドの新キャンペーン「アメリカンヴィンテージ」から3品でした。ごちそうさまでした。

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