長く現役として使えるゲーミングPCが欲しい人に最適

“Radeon R9 290X”で17万円!AMD最速GPUのゲーミングPC「NEXTGEAR i630GA3-SP2」

文●石井英男

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AMDのフラッグシップGPU「Radeon R9 290X」を搭載し、高い描画性能を実現

 今度は、「NEXTGEAR i630GA3-SP2」のハードウェアスペックについて見ていきたい。CPUとして第4世代Core iプロセッサーの最上位モデルCore i7-4770Kを搭載し、メモリ容量も標準で16GBと十分だ(最大32GBまで増設可能)。Core i7-4770Kは、クアッドコアCPUであり、Hyper-Threadingテクノロジーにより、最大8つのスレッドを同時に実行可能だ。基本動作周波数は3.5GHzだが、自動オーバークロック機能のTurbo Boostテクノロジーにより、最大3.9GHzまで向上する。

 第4世代Core iでは、統合GPUの描画性能も向上しているが、コアゲーマーには物足りない。「NEXTGEAR i630GA3-SP2」では、AMDの最新GPU「Radeon R9 290X」搭載グラフィックスボードを採用している。Radeon R9 290Xは、2013年10月24日に詳細仕様が公開されたRadeon R9シリーズの最上位モデルであり、NVIDIAの最上位モデル「GeForce GTX TITAN」やゲーミング向けフラッグシップモデル「GeForce GTX 780 Ti」の対抗となる製品だ。Radeon R9 290Xは、2,816基のStream Processorと176基のテクスチャユニットを搭載したモンスターGPUで、ビデオメモリは4GBのGDDR5を搭載する。ジオメトリ処理性能は4GPrimitives/secであり、以前のフラッグシップGPUであった「Radeon HD 7870 GHz Edition」の約1.9倍の性能を誇る。

 ストレージとしては、2TB HDDを搭載するが、BTOでSSDや2台目のHDDの追加なども可能だ。光学ドライブとしては、DVDスーパーマルチドライブを搭載している。バックパネルのインターフェイスも充実しており、USB 2.0×4とUSB 3.0×2、有線LAN、PS/2、マイク入力、ライン入力、ライン出力、リアスピーカー出力、センター・サブウーファー出力、サイドスピーカー出力、DVI-D×2、DisplayPortが用意されている。

 拡張スロットの空きは、PCI Express x16(x4動作)が1基とPCI Express x1が3基である。電源ユニットの容量も700Wと余裕があり、80PLUS GOLDの認定を取得済なので、変換効率が高く、無駄な電力消費を防げる。

 OSは、Windows 8.1モデルとWindows 7 Home Premiumモデルを選択できるほか、BTOでWindows 8.1 Pro1にアップグレードすることも可能だ。

NEXTGEAR i630GA3-SP2の左側面。サイドパネルのグラフィックスボード搭載カ所には吸気口が設けられている

NEXTGEAR i630GA3-SP2の内部。内部の空間はゆったりしており、メンテナンス性も高い

NEXTGEAR i630GA3-SP2のバックパネル。USB 2.0×4とUSB 3.0×2、有線LAN、PS/2、マイク入力、ライン入力、ライン出力、リアスピーカー出力、センター・サブウーファー出力、サイドスピーカー出力、DVI-D×2、DisplayPortが用意されている


 

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(次ページ、「AMD最速GPUは伊達じゃない」に続く)