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マウスの「GeForce GTX TITAN」搭載ゲーミングPC「NEXTGEAR-MICRO im520PA1-SP2」

編集部の「G-Tune TITAN」でベンチマーク祭り

文●林 佑樹

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 「GeForce GTX TITAN」。2月下旬に登場した、価格をあまり考えてないで性能のみを追求した現時点最強のグラフィックボードで、すでに関連記事「Tesla K20Xの血を受け継ぐGeForce GTX TITANの損得勘定」などが掲載されている。また実勢価格13万円台ながら、完売が続出するなど注目の1枚だ。

補助電源は6ピン+8ピン。にしてもでかいボードである

 編集部に遊びに行ったところ、GeForce GTX TITANを搭載したマウスコンピューター製「NEXTGEAR-MICRO im520PA1-SP2」が置いてあった。とりあえず、編集氏に断りなくベンチマークを計測して帰ってきたので、今回はそのレポートをお送りしたい。(編注・ちゃんと気がついていましたよ!)

 NEXTGEAR-MICRO im520PA1-SP2は、Core i7-3770(4コア/8スレッド、3.4GHz)を搭載し、メモリは16GB、ストレージに3TB HDDと120GB SSDを搭載したハイエンドのゲーミングPCだ。マザーボードはMicro-ATX規格だが、筐体はシャドウベイを豊富に備えるレイアウトで、将来的な拡張にも対応するものになっている。またエアフローについても、正面吸気、背面・エントツ排気になっており、リファレンスのCPUクーラーであっても熱問題に悩むことはなさそうな作りだ。

ベンチの前に側面パネルをオープン

 ベンチマークを実行する前に、中をチェックしてみたというか、「GeForce GTX TITAN」の現物を見ておきたかった。GeForce GTX TITANのボード長は266.7mm。写真を見てもわかる通り、フロントの吸気ファンにだいぶ近いのだが、GeForce GTX 690の279.4mmよりも短いため、micro-ATX用ケースにも収まっている。またボード自体はリファレンスデザインのものだった。ごっついグラフィックボードが入っているものの、内部はスッキリしているため、購入あとに流用するHDDや拡張ボードを増設する場合も、邪魔になることはないだろう。

GeForce GTX TITANを外してみたところ。ケース内のスペースには余裕があるため、何かしら追加する場合も安心

NEXTGEAR-MICRO im520PA1-SP2はメッシュの多いケースで、通電時にはGeForce GTX TITANボード側面にある「GEFORCE GTX」のロゴのLED発光もよく見えてたいへんよろしい

(公式サイトより)

(次ページ、「初回起動直後のベンチマーク結果」に続く)


 

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