NTTドコモは、海外で24時間単位で利用できるパケット定額の新サービス「海外1dayパケ」を12月2日にスタートする。料金は国によって異なり、980円、1280円、1580円の3パターンがある。
料金(1日) | 対象国および地域 |
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980円 | 韓国、台湾、香港、インドネシア、シンガポール、タイ、ベトナム、マカオ、マレーシア、グアム、サイパン |
1280円 | 中国、オーストラリア、イギリス、イタリア・バチカン、オーストリア、オランダ、スペイン、ドイツ、フランス、カナダなど |
1580円 | アメリカ(本土)・ハワイ、インド、フィリピン、ニュージーランド、スイス、トルコ、ロシア、ブラジル、アラブ首長国連邦、エジプトなど |
料金が大幅に安くなった代わりに1日30MBまで
SNS中心の人や現地SIM入手までのつなぎに最適!?
すでに提供されている海外パケット定額の「海外パケ・ホーダイ」は、1日最大2980円(約24.4MBまでは1980円)と高価だった代わりに通信量の制限が無かったのに対し、今回スタートする「海外1dayパケ」は基本的に1日30MBまでに通信量が制限されており、それ以降は最大16kbpsとなる。
「海外パケ・ホーダイ」は料金が高価なため、個人の旅行で利用するのは……とためらっていた人も多いかもしれないが、「海外1dayパケ」であれば、比較的利用しやすくなるだろう。ただ、1日30MBと通信量の制限はかなり厳しいので、メールやSNSがほとんどという人や、現地SIMを入手するまでの繋ぎなどに便利に使えそうだ。
「海外1dayパケ」に対応するのは、Android 2.3以降のドコモスマートフォン/タブレット。利用するには専用のAndroidアプリ、またはデータ通信とデータローミングをオフにした状態で、渡航先で「*135*1#」にダイヤルする必要がある。
なお、今回の発表に合わせて、auとソフトバンクが先行している、海外でのLTEによる国際ローミングについても今年度中の開始予定と公表している。