エンタープライズ向けHadoopディストリビューション「MapR」を開発するマップアール・テクノロジーズは10月29日、最上位エディション「MapR」の最新リリースを発表した。すでにダウンロード提供を開始している。
MapRはオープンソースソフトウェア(OSS)の「Apache Hadoop」をベースに、エンタープライズ向けの信頼性やパフォーマンス、管理性の実現を目的として開発されたHadoopディストリビューション。無償エディション(M3)と有償エディション(M5、M7)があるが、M7ではNoSQLデータベース「HBase」が機能強化、高速化されている。
今回の最新M7リリースでは、「HBaseにおいて局所的に発生する遅延を取り除き、アプリケーションのスループットを4倍~10倍にまで高めることが可能になる」と説明されている。