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山市良の「企業ユーザーはここに注目しよう!Windows 8.1の新機能」 第2回

Windows 8.1やiOS、Androidデバイスから社内リソースへのアクセスを容易に

Win 8.1のBYOD機能「社内参加(Workplace Join)」を使う

2013年09月12日 08時00分更新

文● 山市良

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Windows 8.1/RT 8.1による「社内参加」の手順

 Windows 8.1/RT 8.1では、「PC設定」チャームの「ネットワーク>社内」に社内参加のための設定画面が用意されている。ちなみにiOSデバイスの場合は、AD FSのサーバーからプロファイルをダウンロード、インストールして社内参加を行う。Androidデバイスは将来的にサポートされる予定だ。

 社内参加を完了するには、ADドメインのユーザーアカウントとパスワードによる認証が求められる。完了すると、Active Directoryの「RegisterdDevices」コンテナーにデバイスのオブジェクトが作成され、参加登録を行ったユーザーのSID(セキュリティ識別子)とともにデバイス情報が格納される。

Windows 8.1/RT 8.1では「PC設定」チャームの「ネットワーク>社内」から社内参加を設定する。「IT管理者によるアプリやサービスの管理を許可する」は、Windows IntuneやSystem Center 2012 R2 Configuration Managerによるモバイルデバイス管理を有効化するためのもの

社内参加を完了するには、ADドメインの資格情報による認証(Windows認証またはフォーム認証)が必要

Active Directoryの「RegisterdDevices」コンテナーに作成されたデバイスのオブジェクト

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