猛暑やゲリラ豪雨になっても、映画館にいれば大丈夫! というわけで、今年のお盆に見るべき、ただいま絶賛上映中の映画5タイトルを紹介! 展開の熱さで思わず心がショート寸前になっちゃうかも!
『パシフィック・リム』
人類最後の望みは、この巨兵
映画界の鬼才・ギレルモ監督が贈るSFアクション・アドベンチャー大作。深海から突如出現したエイリアン“KAIJU”。人類は、人型巨大兵器“イェーガー”を開発し、“KAIJU”に立ち向かうが……。
巨大兵器と巨大怪獣が縦横無尽に暴れまくるシーンは、まさに娯楽ハリウッド映画の真髄! 日本の様々なアニメや特撮が、オマージュされた作品でもあります。
『ローン・レンジャー』
世界を変えるのは、正義か? 復讐か?
主演のジョニー・デップを筆頭に、『パイレーツ・オブ・カリビアン』のスタッフが再結成したアクション大作。悪霊ハンター・トントの力で瀕死から甦ったジョンだが、正義にこだわるあまりトントと対立。しかし愛する者を奪われたとき、ジョンは謎のヒーロー“ローン・レンジャー”へと変貌する。
1950年代にTVやアニメで製作された西部劇ヒーローを、再度映画化した本作。アクションもだが、ジョニー・デップ扮するトントのコメディ調の立ち回りも楽しみな作品です!
『ワールド・ウォーZ』
その時守るのは 家族か、世界か?
ブラッド・ピット主演。ベストセラー小説を基にした大作パニック映画。突如発生したウイルスで、一瞬で地獄と化した世界。妻と娘を助けるため、主人公のジェリーはウイルスの謎へと迫る。
世界滅亡系の映画で、これほど「人がゴミのようだ!」といえる作品もないのでは? あまりのゴミっぷりに驚愕したので2回言います。「人がゴミのようだ!」
『オーガストウォーズ』
その日世界は、二つに分かれた。
ロシア・グルジア紛争をベースに、ロボット兵器も取り入れたSFミリタリースペクタル作品。ロシア・グルジア紛争に巻き込まれた息子を助けるため、母親のクセーニアは単身南オセチアに進入する。そこでは、巨大ロボットと軍事兵器が激戦を繰り広げていた。
ロシア初のロボット映画ですが、本作にはなんとロシア軍が全面協力。実に1500名の本物のロシア軍人と、30種類の本物のロシア製戦闘機や戦車、重火器を投入しています。ここまで本物尽くしだと、ロボットも本物っぽく思えてきますね。本当におそロシア……。
『アイアン・フィスト』
これぞ最強の拳。
アメリカのヒップホップグループ「ウータン・クラン」のリーダー・RZAが、監督、主演、脚本、音楽の4役を手がけたカンフーアクション。舞台は19世紀の中国。組織の抗争に巻き込まれて両腕を失った鍛冶屋は、村を守るために、自らの両腕に鉄の拳を装着。封印していたカンフーを解き放ち、“アイアン・フィスト”として甦る。
カンフー好きを公言していたRZA監督が、クエンティン・タランティーノ協力のもとに製作したカンフー映画です。B級臭がプンプンしますが、昔の香港アクション映画が好きな私は、この臭い、嫌いじゃないです。