今、求められているのは仙人のような自然体男子
7月23日発売の20代後半～30代の女性向けファッション誌「GINGER」で、イマドキのアラサー女子の求める男性像として、「仙人男子」が紹介されている。
仙人というと、長く白いヒゲを蓄えた世捨て人を思い浮かべるが、世のアラサー女子たちが求めるのは、仙人の見た目ではなく雰囲気らしい。
そこで紹介されていた「仙人男子」の特長をまとめてみると……。
- いつも笑顔を絶やさず、楽しい雰囲気をもつ。
- 器が大きく、悟りを開いた仙人のように、余裕や包容力を全身からにじませている。
- 着こなしは、ブランドではなく着心地重視。しかし無頓着ではなく、自分のスタイルを持っている。
- 芸能界でいうと、さまぁ～ずの三村や俳優の星野源あたり。
以上のようなタイプが「仙人男子」らしい。そこそこ小奇麗な格好をしており、ある程度のことは許してくれるような優しさと大人の余裕をもった男性（ただしイケメンに限る）。といったところだろうか。ちなみに下にある動画は、チリの山奥で、孤独に暮らしている仙人ようなお爺さんの動画だ。こういう男性が求められている……わけではないが、仙人と呼ぶのなら、サバイバルに強い一面も必要なのではないだろうか。
チリのカウボーイ仙人
ここで、歴代のイケてる男子シリーズを紹介しよう。
草食男子
協調性が高く優しいが、恋愛に消極的な男性。2006年の「日経ビジネス」の連載記事「U35男子マーケティング図鑑」で最初に登場したらしい。
肉食男子
草食系の反対。恋愛に積極的で、昔ながら（？）の魅力をもつ。
ハイエナ男子
肉食系（ライオン）との戦いに敗れた女子を、虎視眈々と狙う見た目は草食系の男子。
カシミア男子
甘いルックスと最高の笑顔とサラサラヘアー。しかし有段者みたいなギャップをもつ。
魚食系男子
草食でも肉食でもない。忍耐強く（釣りは我慢）、知的（魚のDHA）で器用（三枚おろし）。ムニエル系、照り焼き系、煮魚系などに派生。
飽食系男子
あまりにもモテまくって、女子を食べ飽きている男子。
絶食系男子
どんなことがあっても女子に手を出そうとしない男子。
雑食系男子
狙う女性のタイプが幅広い。
植物系男子
光合成しかできない植物のように、恋愛にかんしては全て女性のなすがままの男子。
カフェオレ様
ファッションなど、女性的な知識が豊富だが、女性に対してはオレ様な態度で接する。
ロールキャベツ男子
キャベツで肉をくるんでいる＝草食系の皮をかぶった肉食系のこと。
アスパラベーコン巻き男子
アスパラをベーコンで包む＝肉食系のふりをした草食系。
ピーマンの肉詰め男子
草食系の皮をかぶりたいが、ピーマンなので下心が丸見えの男子。
肉巻おにぎり男子
肉食系の外見だが、中身は田舎っぽいおにぎりの男子。
餃子男子
一見、謎のベール（皮）で神秘性を持つが、中身は肉と野菜でごちゃごちゃしている優柔不断な男子。
クリーミー系男子
豆乳男子
女性のような習慣（豆乳を飲むみたいな）を持つ。女性の価値観やトレンドに詳しい男子。類義語でカクテル男子、カフェ男子など。
昆虫男子
見た目がとっつきにくく、目を見て話さない。昆虫と話せる男子もいるとか。
戦国男子
戦国武将のように己の武勲を誇り、力を誇示しようとする男子。
化石男子
昔かたぎで、亭主関白な男性。家庭を大事にせず、自立した女性を目の敵にする。
夜会系男子
魔性のエロスをもつ男子。しかし、そのエロスは、男性に向けられる場合もないといけない。
吸収男子
九州男子の改悪版。人の意見を聞いても、否定や肯定もせず、全く反応しない男子。
カイジ系男子
快楽に弱く、無気力、無責任で他力本願だが、逆境には強い。母性本野をくすぐるタイプが多く、アラサー女子最大の敵。
臆病男子
相手の些細な発言を気にし、罪悪感からすぐに臆病バリアに閉じこもる男子。
ここで紹介した以外に、ただのデブを野次った間食系男子、過食系男子や、見た目は甘く、中身はしっかりのクリーミー男子など、男子シリーズには様々な種類が登場してきている。自分がどんなタイプかを知ることは、恋愛や仕事においても成功への近道だ。今まで、草食男子とかくだらない、などと思っていた男子たちも、一度、自分がどのタイプかチェックしてみてはいかがだろうか。
