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ネット選挙解禁で最もトクした党は?

2013年07月22日 06時59分更新

花田祐輔(HEW)/アスキークラウド

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ネット選挙01
すべての党でフェイスブック利用が最も少ない

 日本で初めてネット選挙解禁のもとに行われた今回の参院選。各政党はネットをどれほど活用したのだろうか。

 ビッグデータ分析企業のユーザーローカルが18日に発表した、参院選に向けた各政党のソーシャルメディア利用状況に関する調査結果によると、ツイッター、フェイスブック、LINEの3メディアでファン(フォロワー)数を最も多く獲得したのは自由民主党で、次いで公明党、みんなの党、日本維新の会と続いた。

 獲得ファン数を見る限り、みんなの党を除くすべての党でLINEが最も多く、ファン数の比率も自由民主党以外は過半数から9割以上を占めた。今回のネット選挙では、LINEの利用が活発だったようだ。

 では、ネット選挙の恩恵を最も多く受けたのはどの党か?
 昨年12月の衆院選時と比較したウィキペディア検索回数のデータで浮かび上がる。

ネット選挙02
ウィキペディア検索回数はすべての党で大幅に減少している

 調査のレポートは、どの党も今回の検索回数が減っていることからネットユーザーが今回の選挙に興味を持っていないとしている。
 しかし、これはウィキペディアのほかに各政党のネット媒体というユーザーの選択肢が増えたとも考えられる。最も顕著だったのが日本維新の会だ。衆院選時にはダントツのトップで11万3350回を記録しているが、今回はなんと4563回で96%も減少。当然、同党に対する関心が薄れたこともあるが、ファン数では自民・公明・みんなに続く4位だ。ウィキペディアを検索していたユーザーが政党のネット媒体に移ったとも推察できる。
 一方、減少率が最も低かったのは民主党で53.8%。自民党も55.4%となっている。

 ウィキペディア検索回数からは、ネットを最も活用したのが日本維新の会、逆が民主党とも見て取れるが、選挙結果を受けて、各政党のネットへの取り組みが今後どうなっていくのか注目したい。

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