Xperiaといったら高性能カメラ!
さまざまなスマホのイメージセンサーとして採用されているExmorシリーズ。Xperia ULが搭載するのはExmor RS for mobileで1310万画素。インカメラは31万画素と他機種と比べると弱いが、顔認識と連写機能があるため、アウトカメラで自撮りOKだ。
カメラアプリのインターフェースは、ソニー製のコンパクトデジタルカメラやミラーレス一眼に近く「プレミアムおまかせオート」「ピクチャーエフェクト」「スイングパノラマ」といった機能が搭載されている。「プレミアムおまかせオート」は36パターンの中から自動的に最適なものを選んでくれるというもの。挙動としてはミラーレス一眼NEX-5Rと似ており、基本的には「プレミアムおまかせオート」に文字通りお任せで撮影しても問題ない。
また、連写性能は秒間15枚無制限連写。厳密にはメモリーとの兼ね合いもあって有限連写だが、ブラウザーやTwitterクライアントを立ち上げた状態で99連写はできたので、逃したくないシーンをちゃんと押さえることができるだろう。
撮りやすさをさらに向上させている機能として、ロック解除ナシにすぐ撮影できるというものがある。カメラボタンを長押しするとカメラアプリが起動し、さらにフォーカスも合わせてそのままシャッターを切ってくれる。このあたりの操作性は、スマホというよりはコンパクトデジタルカメラのようだ。フォーカスはほぼセンターを中心に探っているようだが、なんとなく撮影してみても、ピンが外れることが少なかった。被写体にスマホを向けておくくらいの意識でいいだろう。
※写真は一番大きな解像度(4128×3096ドット)で撮影しています。サイズが大きいので注意してください。
スマホ初心者からベテランまで満足度の高い機種
au版Xperia ZといったところのXpria ULだが、ラウンドフォルムの採用や通知LED、ワンセグアンテナなど、auのビジョンに沿う形での機能追加で、無難にオススメしやすいモデルに仕上がっている。処理性能面ではフルHDということもあって、ベンチスコアはそこそこの結果になったが、実用面では極端に遅いと感じることはまずないほど、軽快な動作を見せてくれる。
発売から1ヵ月以上が経過し、価格も微妙に下がり始めているので、そろそろ機種変更やMNPという人であれば、まず店頭でチェックすべき機種だ。
「Xperia UL SOL22」の主なスペック | |
---|---|
メーカー | ソニーモバイルコミュニケーションズ |
ディスプレー | 5型液晶 |
画面解像度 | 1080×1920ドット |
サイズ | 約71×135×10.5mm |
重量 | 約145g |
CPU | Snapdragon APQ8064 1.5GHz (クアッドコア) |
内蔵メモリー(RAM) | 2GB |
内蔵ストレージ(ROM) | 16GB |
外部メモリー | microSDXC(最大64GB) |
OS | Android 4.1 |
LTE対応 | ○(下り最大100Mbps) |
WIN HIGH SPEED | ○ |
無線LAN | IEEE802.11n(2.4/5GHz対応) |
テザリング | ○(最大10台) |
国際ローミング | GSM/W-CDMA |
カメラ画素数 | リア:約1310万画素CMOS/イン:約31万画素 |
バッテリー容量 | 2300mAh |
FeliCa | ○(+NFC) |
ワンセグ | ○ |
赤外線 | ○ |
防水/防塵 | ○/○ |
SIM形状 | microSIM |
連続待受時間(3G/LTE) | 約480時間/約440時間 |
連続通話時間(3G) | 約910分 |
カラバリ | White/Pink/Black |
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