グラフィックスが超進化! 新CPU搭載した「Endeavor」を最速レビュー!!
Haswell世代が10万以下で手に入る「Endeavor MR4400E」
2013年06月24日 11時00分更新
グラフィック性能の大幅アップを実感!
さて「Endeavor MR4400E」の実力をチェックすべく、さっそく各種ベンチマークテストを実施してみた。
まずは「Windows エクスペリエンス インデックス」をチェック。予想通り“プロセッサ”が際立って高いが、注目すべきは“グラフィックス”項目だ。これまで低評価になることが多かったグラフィックスのスコアが、他の項目とあまり変わらないぐらいまでに改善されている。
お次は、グラフィックボードの描画性能などがわかる3Dベンチマークソフト「CHINEBENCH(R11.529)」、アプリケーション実行時のパフォーマンスを計測する総合ベンチマークソフト「PCMark 7」をテスト。 各結果は以下のとおりだ。「CHINEBENCH」のスコアは、内蔵GPUでも流石のグラフィック性能を誇ることを裏打ちする好結果となったが、ストレージがHDDだったためか「PCMark 7」のスコアは、若干物足りない結果となった。
ちなみに、グラフィック性能に関して、各ベンチで好結果が出ているということで、試しに「ファイナルファンタジーXIV: 新生エオルゼア ベンチマーク ワールド編」でゲームプレイに関する性能もチェックしてみたところ、標準的な動作が見込める“やや快適”と評価され、こちらもかなりの好スコアとなった。
今回試用した実機は、スペック的にはほとんど増強されていない、いわば“素モデル”と言えるような1台だったのだが、それでもグラフィックスを中心に好結果をマーク。CPUやメモリーの増強を控えて、初期投資を抑える方向での導入でも、メールやOffice系ソフトの使用といったビジネスでの用途であれば、まず不満に感じることはない。ちなみに新世代CPUを搭載した基本構成価格は10万円を大きく割り込んでおり、値頃感は抜群だ。
もちろん、それとは全く逆の方向性で、CPUやメモリー、グラフィックボードのグレードアップをトコトン施したいというユーザーの要望にも応えられる拡張性の高さを誇っている。エプソンダイレクト製品の醍醐味とも言える“BTOの多彩さ”、そして購入後の自分好みのカスタマイズも存分に楽しめる1台と言えるだろう。