グラフィックスが超進化! 新CPU搭載した「Endeavor」を最速レビュー!!
Haswell世代が10万以下で手に入る「Endeavor MR4400E」
2013年06月24日 11時00分更新
トリプルディスプレーに新対応!
このように、スペックアップが図られた新モデル「Endeavor MR4400E」だが、その本体サイズは、従来機の「Endeavor MR4300E」と同様。設置場所に困らない幅10cmを切るスリムなボディはそのままだ。
本体前面にはSDメモリーカード、コンパクトフラッシュ、メモリースティックなど、ほぼすべての種類のメモリーカードに対応したマルチカードリーダーを装備。加えて、USB3.0ポートが2基、USB2.0ポートを1基備えるなど、各種媒体に収録されたデータの入出力が、本体前面からの操作だけで、簡単にできる仕組みとなっている。
一方、本体後方には、2基のUSB3.0ポート、4基のUSB2.0ポートが装備。また注目なのが、VGA・DVI-D・HDMIといったディスプレー出力端子の豊富さだ。この「Endeavor MR4400E」から新たにHDMI端子が搭載されるようになり、手持ちのディスプレーとの連携性がさらに向上している。
このように3種類のディスプレー出力を装備したことと、最初にも触れた新CPUで内蔵グラフィックチップの性能が向上したことによって「Endeavor MR4400E」は3台までディスプレーを同時接続し、それぞれ異なる内容を表示することができる。いわゆる「トリプルディスプレー」に対応できるようになった。映像や音楽制作でデスクトップ領域を広く使いたいユーザーや株取引などで多画面が必要なユーザーには、とてもうれしい仕様だろう。
マシンパフォーマンス維持しつつ省エネ性能も抜群!
ビジネスシーンで利用されているPCは、仕事中はずっと電源を入れっぱなしの状態になっていることが多く、省エネ性能はないがしろにできない。
本製品では、電源には変換効率が82パーセント以上をクリアした「80PLUS BRONZE」対応の300W電源を搭載。発熱が低く、高効率な電源ユニットで、消費電力を抑えられるほか、熱によるPCパーツの劣化も抑制できる。
また、OA機器の国際的な省エネ制度である「国際エネルギースタープログラムVer.5.0」に対応しており、マシンの処理性能を維持しつつ、省電力性にも優れている。