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法人向けICTソリューション分野で提携

日商エレとファーウェイが提携!「Huawei FusionCube」販売へ

2013年06月05日 06時00分更新

文● TECH.ASCII.jp

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 6月4日、日商エレクトロニクスと華為技術日本(ファーウェイ・ジャパン)は、ファーウェイの日本における法人向けICTソリューション事業の本格展開にあたり、戦略的パートナーシップを締結した。販売、導入、アフター・サポートまで全面的な協力体制を構築するとともに、日本市場のニーズに根ざした製品やソリューション、サービスを共同で企画・開発するという。

 また提携の第一弾として、日商エレクトロニクスはコンピューター、ストレージ、ネットワーク機能を統合したコンバージド・インフラストラクチャ製品「Huawei FusionCube」を同日より販売開始した。

Huawei FusionCube

 12Uサイズのエンクロージャで最大16ノードのサーバーブレードおよび4つのスイッチモジュールを実装可能。512個のCPUコア、12TBのメインメモリ、240TBのストレージおよび14.4Tbpsのネットワークファブリックを統合的に提供できるという。さらに60エンクロージャまで拡張可能で、20ラックスペースにて、3万720個のCPUコア、720TBのメインメモリ、6PBのストレージまでリニアにスケールアウトすることが可能になる。

 ソフトウェアにおいては、リソースの仮想化や統合管理、リソースディスカバリとプロビジョニングの自動化、ユニファイドオペレーションを実現する「Huawei FusionSphere」のクラウドオペレーティングシステムが統合されている。

 FusionSphereには、サーバー仮想化性能を誇る「FusionCompute」、SANストレージを不要とする分散ストレージアーキテクチャ「FusionStorage」が含まれ、インフラコストの削減とアプリケーションパフォーマンスの向上を実現。さらにOpenFlowやVXLAN、NFVをベースにネットワーク仮想化を実現する「FusionNetwork」によるSDN サポートやOpenStackをはじめとするオープンなクラウドプラットフォームAPIを用意。ベンダーが提供するクラウドソリューションやサービスとの連携や統合も可能だという。

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