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荻窪圭の“這いつくばって猫に近づけ” ― 第298回

原点に戻ってローアングルで撮影した猫たち

2013年04月05日 12時00分更新

文● 荻窪圭/猫写真家

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後ろの緑色の扉を空けると小さな喫茶店。店番というより、門番って顔をされちゃってます(2013年1月 オリンパス OM-D E-M5)
後ろの緑色の扉を空けると小さな喫茶店。店番というより、門番って顔をされちゃってます(2013年1月 オリンパス OM-D E-M5)

 さあ4月だ、新年度だ、これから新しい1年がはじまる……でも桜はもう散ってて今ひとつ気分が盛り上がらない昨今でありますがいかがお過ごしでしょうか?

 4月最初の連載だなってことで、たまには原点に戻ってみようかと。この連載の原点はというというまでもなく「這いつくばって猫に近づけ」である。

 リアルな猫の姿を撮るには猫と同じ目線で撮ろう、それには不審者と思われようが気にせず這いつくばって撮れ……なんていってる私は、液晶モニターが回転したり傾いたりするデジカメを持って楽をしてたりするわけだけど、そうして撮った猫写真には臨場感があるのだ。

 まずは代表的な這いつくばり写真から。

たまたま近所で見かけた猫。あらためて見ると足がでかいですな。ちょっと毛並みが乱れてたのが心配。広角で背景を広く入れると、どんな場所にいた猫なのかが一目でわかる(2013年1月 オリンパス OM-D E-M5)
たまたま近所で見かけた猫。あらためて見ると足がでかいですな。ちょっと毛並みが乱れてたのが心配。広角で背景を広く入れると、どんな場所にいた猫なのかが一目でわかる(2013年1月 オリンパス OM-D E-M5)

 これ、うちの近所なのだけど、自転車で買い物から帰宅する途中、ちょこんと座ってる猫を発見。毎週数回は通る道なのだけどここで猫を見たのはあとにもさきにもこのときだけというありさまで、最初はちょっと遠くから撮ってみたのだけど、逃げなさそうなので、姿勢をぐっと低くして、這いつくばりながらギリギリまで近づいて広角で狙ってみた。

 広角で撮ると背景がぐわんと広く入るし、ぎりぎりまで近寄った感が出るのも楽しい。

 カメラを持ったまま這いつくばって近寄ったので思い切り不審な目で見られてますが、それはそれとして。

 警戒されてて近づきがたいときは少し離れて。少し距離があると前後のボケも出やすいし、背景もすっきりして猫がちゃんと主役になるし。

 こちらは猫を脅かしたいわけじゃないので、警戒されてたら不用意に近づかないのも基本。もうひとつ、背景に余計なものが写り込まなくなるのもいい。

 喫茶店の前でじっとしてた猫。さっきの猫と模様が似てるけど血縁関係があるかないかは謎です。店番をしてるのか、扉を開けてもらうのを待っているのか。いずれにせよこちらのお店で飼っている猫のもよう(冒頭写真)。

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