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NEC、携帯事業からの撤退報道に対しコメント

2013年03月29日 16時00分更新

文● ASCII.jp編集部

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 NECは、一部メディアによる携帯電話端末事業からの撤退とレノボとの統合交渉という報道について、以下のコメントを出している。

 本日、当社の携帯電話端末事業に関する一部報道がありましたが、当社として発表したものではありません。

 市場が急激に変化する中で、携帯電話端末事業を競争力あるものとするために様々な検討を行っておりますが、何も決定しておりません。

 NECの携帯電話端末事業は、2010年に分社化。2009年に誕生していたカシオ計算機と日立製作所の合弁企業である、カシオ日立モバイルコミュニケーションズと統合することで、NECカシオモバイルコミュニケーションズとして再スタートを切った。NECカシオモバイルコミュニケーションズの株主構成は、NECが70.74%、カシオ計算機が20%、日立製作所が9.26%であり、NEC本体の連結対象となっている。

 国内携帯電話市場はアップルがシェア1位となる一方(関連記事)、各キャリアとも製品数の絞り込みを進めている。NEC(MEDIAS)ブランドのスマートフォンは、2012年夏モデルではドコモ向けに1台、2012年冬モデルではDisney Mobile on docomoブランドで1台、春モデルで2画面型の「MEDIAS W N-05E」を含めてようやく2台と、若干存在感が薄れた状況にある。

NECのケータイと言えばなんと言ってもこのN502i。NECは折りたたみ型ケータイとともに、シェア1位を占めていた

4月発売が楽しみな2画面型スマホの「MEDIAS W N-05E」


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