デザイン面では「ちょい足しリング」がステキ
本体正面、右上にある大きなリングはストラップ用のものだが、京セラによるとJCJKが複数のストラップを取り付けることが多いから採用されたという。本来のストラップとしての役割よりはアクセサリー性を重視するため、この位置にあると思われる。また「ちょい足しリング」の内側はLED発光する仕様で、7色に変化。もちろん、ビジュアルだけでなく、メール着信や通知などを知らせる役割も兼ねている。
この「ちょい足しリング」にはサイトを見てみると、ぬいぐるみやシュシュ、メモ帳、小型トイデジなどを足す提案がされている。他の機種では想定されていないものばかりだが、直径の大きい「ちょい足しリング」ならば、複数のストラップも取り付けられるため、何かとデコれるのはいいことだし、ストラップホールの位置からするとネックストラップからぶら下げた場合も座りがいい。
スマホの必需品!
カメラの性能をネチネチチェック!
HONEY BEE 201Kはアウトカメラが810万画素、インカメラが200万画素だ。アウトカメラは、やや塗った発色感があるものの、オートホワイトバランスは良好。およそ見ているままに撮影できる。妙に気合いの入っている部分としては、露出補正が上げられる。±2段階が多い中、HONEY BEE 201Kは±6段階に対応している。しかもインカメラもだ。
ビジュアル的な機能には、複数のエフェクトが用意されているため、カメラアプリがなくてもある程度は写真を楽しめる作りになっている。撮影する写真のサイズの選択肢も豊富で、フィーチャーフォンの相手に送信するとき、わざわざリサイズする必要がない。
なお、以下で紹介している写真はリサイズを行なっていないので、3264×2448ドットという最大解像度のデータなので注意してほしい。
インカメラは200万画素。アウトカメラと同様にエフェクト機能も使用できるが、他の機種よりも遙かにいい写りを堪能すべきだろう。画質としてはアウトカメラと大差なく、LEDフラッシュも内側にため、いろいろな自撮りを楽しめる。
初めてのスマホにもOK
4型以下主義者も安心の端末
大型化が進む一方のスマホだが、その中においてHONEY BEE 201Kはコンパクトかつスペックも良好な、独特の存在になっている。もちろん、ハイスペック機と比べるとやや控えめなのだが、OSのチューニングのおかげで動作は快適だ。高精細コンテンツを楽しむよりも、メールやSNS、アプリをよく使うというユーザーであれば、HONEY BEE 201Kは格好の選択肢になるだろう。また、独自キーを中心とした使い勝手は実に良好で、スマホとフィーチャーフォンの中間に位置している操作感がある。そのため、フィーチャーフォンからスマホへの乗り換え組にもちょうどいいだろう。
この連載の記事
-
第478回
スマホ
「Zenfone 11 Ultra」は大型化路線! それは多くのニーズを満たすスマホへの進化 -
第477回
スマホ
ゲーミングスマホの領域を超えた! カメラ性能も大幅強化のASUS「ROG Phone 8」 海外版を一足先にチェック! -
第476回
スマホ
ライカカメラらしい撮影がさらに磨かれた! 「LEITZ PHONE」が3になって再び登場 -
第475回
スマホ
ハッセルブラッドカメラを強化、フラグシップにふさわしい性能のカメラフォン「OnePlus 12」 -
第474回
スマホ
ロレックス風カメラデザインを取り入れたスマホ「realme 12 Pro+ 5G」は高級感あふれる仕上がり -
第473回
スマホ
スリムになったOPPOの主力スマホ「Reno11 Pro 5G」海外版を前モデルと比較レビュー -
第472回
スマホ
OPPOの最新フラグシップ「Find X7 Ultra」はデュアルペリスコの最強カメラスマホ -
第471回
スマホ
4万円以下折りたたみスマホ「Libero Flip」は折りたたみ入門機に最適だが対応バンドの問題も -
第470回
スマホ
背面ライトは健在! 手軽価格の「Nothing Phone (2a)」クイックレビュー -
第469回
スマホ
日本初上陸のnubiaの縦折りスマホ「nubia Flip 5G」レビュー! 安くて手軽に使える折りたたみ -
第468回
スマホ
ハイエンドAndroidタブ「OPPO Pad 2」はフル装備で使うと利便性が格段に向上する - この連載の一覧へ