期末の値下がりを狙え！　この春買いたいデジタル機器 第3回

今なら5万円くらいで高機能なテレビとBDレコが揃っちゃう!?

iPhoneに番組配信ができ、torneとも連携！
そんなソニーの「BDZ-E500」も3万円台で買える!!

ソニー「BDZ-E500」のホワイトカラーモデル

　BDレコはソニーも見逃せない。「BDZ-E500」は実売価格およそ3万5000円ほどのシングルチューナーモデル。最長11倍の長時間録画をはじめ、録画した番組の詳細な内容をもくじのように一覧表示できる「もくじでジャンプ」機能も搭載し、番組の見たいシーンにすぐに移動して効率良く番組を楽しめる。

前面や側面の各部を斜めにカットした多面体フォルムを採用。前面（上）にはUSB端子を備え、ワンタッチでHDビデオカメラの映像などを取り込める。背面（下）には、HDMI出力、USB端子、LAN端子を装備。ダビング用のビデオ入力端子も備える

　ソニーのBDレコの大きな特徴である多彩な検索機能や、自動録画機能「x-おまかせ・まる録」を備えるなど、機能的にも上級機譲りの高機能を誇っており、こちらも実力の高さはなかなかのもの。

レコ―ダー側のDLNAサーバー設定

iPadでレコーダーの録画番組を表示。アプリは「Twonky Beam」だ

　それに加えて、DLNAサーバー機能を持ち、対応機器に録画した番組の配信が可能だ。その対応機器には、Android端末だけでなく、2月末に実施されたアップデートにより、なんとiPhoneなどのiOS 5.1以上の端末への番組配信も可能になった。

　多くの人が持つiPhoneなどで録画した番組を見られるというのは大きな魅力になるはず。そのうえ、専用アプリを追加することで、外出先からのリモート予約などもできるなど、スマホやタブレット端末との連携機能が充実している。

　このほか、PalyStation 3用テレビ視聴・録画アプリ「torne」とも連携し、torneの快速インターフェースで快適に録画や再生などが可能。PS3との接続はネットワーク経由なので、BDレコはリビングに置いておき、自室ではPS3とtorneを使って操作するといった使い方も可能。多彩な機器との連携が充実し、幅広く使えるモデルだ。

　画質はコントラスト感の高いくっきりとした映像。ディテール感はやや甘さを感じることもあるが、地デジのノイズもよく抑えられておりエントリー機としては十分な実力だ。