フルHDディスプレイ搭載で
スマホの楽しみ方はどう変わる?
「ARROWS X F-02E」は、1920×1080ピクセルのフルHDディスプレイが採用されています。1インチあたりの画素数は443ppiと、グラビア印刷などの350ppiを大きく上回るほどの高精細で、もはや肉眼ではドットを確認することは不可能なほどです。フルHDは、HD(720×1280)に比べて、約2.3倍の解像度となるので、描画するだけでもCPUやグラフィックチップにかなりの負担となるのですが、「ARROWS X F-02E」では、それをあっさりとやってのけています。Webブラウザや、Twitterクライアントの高速スクロール時でも、カクついたり引っかかったりするような挙動はまったく見られませんでした。
フルHDディスプレイを活かす、
ハイビジョン映像を見てみよう!
せっかくのフルHDディスプレイなのだから、思う存分ハイビジョン画質の動画を楽しんでみたくなりますよね。そんなとき、一番お手軽なのは、やはりYouTubeでしょう。YouTubeアプリを起動して、検索ワードに「1080p HD」と打ち込むと、フルHD画質のムービーを見つけることができます。720p画質や、SD画質のムービーと、比べてみるのも面白いです。
プリインアプリ「DiXiM」を使って
録画したハイビジョン番組を見てみる!
「ARROWS X F-02E」には、市販されていないDLNAアプリである「DiXiM for Android」がプリインストールされています。「DiXiM for Android」は、日本のデジタル放送の著作権保護機能にも対応した「DTCP-IP」に対応していますので、Blu-rayレコーダーや録画機能付きの薄型テレビなどに撮りだめた番組を、無線LANを使ってスマホ側で視聴することが可能となっています。「DiXiM for Android」は、スカパー!プレミアムの番組持ち出しにも対応しており、通勤・通学の電車の中などでも、スカパー!プレミアムの番組を観ることができます。
今回は、編集部にあるソニー「nasne」を使って、番組のリアルタイム視聴と持ち出しダビングに挑戦してみましたが、どちらもカンタンに成功しました。持ち出しダビングのダウンロード開始時に「オリジナル録画画質」と「低画質」を選べますので、HD画質のままダビングしたいのなら、迷わず「オリジナル録画画質」を選択しましょう。番組の長さによって、データの容量はかなり巨大になりますので、SDカードの空き容量に余裕があるかチェックしておきましょう。
画像処理エンジンとDolby Mobileで
ハイビジョン動画がさらに楽しく!
「ARROWS X F-02E」の画像処理エンジンは、ワンセグや動画、静止画といったコンテンツ全般に有効です。色の濃さやコントラストが最適化され、美しい画質が楽しめます。画質補正エンジンは、オン・オフすることができ、端末の設定メニューの「マルチメディア」から変更することができます。
また、音声出力時のサウンドプロセッサーに「Dolby Mobile」が用意されているのも、「ARROWS X F-02E」の特長。ヘッドフォンで聴くとすぐにわかるほど、音に厚みと奥行きがでます。普通のヘッドフォンでもバーチャル5.1chでの出力を選べば、アクション映画などで臨場感のある音が楽しめるでしょう。
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