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複数の機能制御による安全なリモート接続を

サイボウズ、リモートサービスがUSB認証キーに対応!

2013年03月06日 06時00分更新

文● 貝塚 怜/ASCII.jp編集部

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 サイボウズは3月5日、同社が提供するVPNサービス「サイボウズ リモートサービス」をUSB認証キー「Safety-DRS for サイボウズ リモートサービス」に対応させた。

複数の機能制御により、安全なリモート接続の実現に貢献するはずだ

 Safety-DRS for サイボウズ リモートサービスを利用すると、サイボウズ リモートサービスのクライアント証明書を設定した専用USBデバイスが認証キーとなる。この認証キーを挿入したPCのみ、サイボウズリモート サービスを経由して社内システムにアクセスできるようになる。

 PC内ストレージへのアクセス制限も利用可能だ。サイボウズ リモートサービスを通じてダウンロードしたファイルは、PC内のストレージではなく、Safety-DRS内の暗号化保存領域に保存される。また、事前に許可しておいたアプリケーションのみ使えるようにする設定も利用できる。プリントを制御する機能や、PC内ウイルスソフトのパターンファイルの更新状況を表示する機能も備える。

 サイボウズ リモートサービスとSafety-DRS for サイボウズ リモートサービスを併用することで、より安全な社内システムへのリモート接続を実現するという。

 Safety-DRS for サイボウズは、イーディーコントライブとMRYによる協業開発製品。製品は管理者ツール(DRSADMTV1)と専用USBデバイス(DRS02GV01)からなり、3月15日から販売される。

Safety-DRS for サイボウズ リモートサービスの機能一覧
USB認証キー機能 「サイボウズ リモートサービス」のクライアント証明書を内蔵し、認証キーとして機能する。
PC(HDD)へのアクセス制御 サイボウズ リモートサービスを通じてダウンロードしたファイルはPCではなく、Safety-DRS(USB)内の暗号化保存領域にダウンロードされる。
印刷制御 管理者が印刷機能の使用について設定・管理できる。
アプリケーション制御 管理者が許可したアプリケーションのみPCから起動できる。
ネットワーク制御 サイボウズ リモートサービス以外のネットワークへ接続できなくなる。
ウイルスパターンファイル確認機能 接続PCのウイルスソフトのパターンファイルの更新状況を表示する。アンチウイルスの対応は設定可能。

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