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ガンダムUC ep6 発売記念! ホビー大好き編集者座談会 第2回

ユニコーン登場MSのガンプラをすべて組んだ男が激白!

電ホビ編集部ガンダム担当が語る「UCの即買いアイテム」

2013年03月28日 11時00分更新

文● 外村克也

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ガンプラの代わりにアラレちゃん!?

鳥居氏はプラスチック成形評論家になる!?

電撃オンラインのガンダム担当・太田。“ガンダムイベントあるところ、太田記者の姿あり”と称される猛者

太田 「アームド・アーマーDEが付属する漫画単行本もありますよね?」

吉川 「『機動戦士ガンダムUC バンデシネ』8巻の特装版ですね。MGのユニコーン、バンシィ、シナンジュ、それにνガンダムVer.Kaに装着可能なオリジナル武装です。ちょうどイベント上映開始と同じ3月2日発売」

―― 驚いたのが『MG 1/100 RX-93 νガンダム Ver.Ka』。ユニコーンのような変身ギミックがあるんですね。

吉川 「νガンダム Ver.Kaは年末の目玉と言っていいキットでした。作例が載ってるバックナンバーもあるよ!」

太田 「年末、まさに電撃ホビーマガジンのそのページを読んで、『こんな格好良い顔、俺には作れない!』と心が折れそうになった記憶が(笑)」

―― そういえば、みなさんのガンプラ歴は?

吉川 「ガンプラだと1/100のガンダムかな」

石川 「僕は子どもの頃ちょっと作っただけですね」

太田 「ちょうど機動戦士ガンダムの放映年に生まれたのですが、ちっちゃい頃は接着剤がうまく使えなかったので、Zガンダムのスナップキットは衝撃的でした。『とんでもなく楽になった!』という強烈な記憶が残ってます」

―― ちなみに私は幼稚園の頃、誕生日にガンプラをおねだりしたにもかかわらず、Dr.スランプ アラレちゃんのジオラマ風プラモデルを渡されたトラウマが……。

一同 「(笑)」

プレミアムな罠?

鳥居 「(ノートPCでサイトを見ながら)バンシィのダーククリアVer.は発色が綺麗ですね。グッズ関係は店頭でチェックする程度だったので、こんなに限定品があるなんて知りませんでした」

吉川 「そうそう。プレミアムバンダイをチェックしておくと、意外と『えっ、こんなものまで完成品で出るの!?』みたいな出会いがあって、嬉しさと共に財布の中身が危険なんですよ」

一同 「(笑)」

『プレミアムバンダイ』はバンダイ公式のショッピングサイト。レアな限定品を予約できる数少ない場所だ

―― ガンダムUCからは外れてしまいますが、プレミアムバンダイを眺めた限りでは『ROBOT魂 SIDE MS Ξガンダム(クスィーガンダム)』と『MG 1/100 OZ-OOMS2 トールギスII』は気になりますね。

鳥居 「それを言ったら自分も『RG 1/144 MSZ-006-3 ゼータガンダム3号機』には驚きました。驚きすぎていつの間にか予約ボタンを押してました(笑)」

一歩間違えば“プラスチック評論家”になっていた!?

ASCII.jpの特集やAV製品レビューなどでおなじみのAV評論家・鳥居一豊氏だが、今回はガンダムファンとして参戦!

―― そういえば、以前まったく別の取材をしていた最中に、ランナーのいわゆる4色射出成形はガンプラが国内初だった、という話を聞いた覚えがあります。

吉川 「はいはい、“色プラ”ね!」

鳥居 「じつは父親の仕事がプラスチック成形加工業なんです。だから子どもの頃、手伝わされていたんですよ。

 金型をはめて、樹脂を射出して出来上がるという一連の流れをやっていました。鉄道模型の部品とか。まあ、一番多いのは弁当箱なのですが。だから色プラが登場したときは、自分以上にオヤジが衝撃を受けたわけです(笑)。

 射出機はペレットという細かくなった樹脂を溶かして、ところてんみたいに押し出して、金型に吹き込むのですが、4色同時だと樹脂を流すための口が4つ必要で、しかも絶妙な圧力の計算が要るはずなんです。当時、模型雑誌でその射出成型機が紹介されていて、あわててオヤジがいる工場に駆け込んで、2人して驚愕した思い出があります」

“ガンプラ工場”こと、バンダイホビーセンターで実際に使われている射出成形機。トリコロールカラーがポイント

石川 「驚く内容が玄人過ぎる(笑)」

鳥居 「ミリタリー系の模型メーカーの加工技術も確かに凄いのですが、“プラモデルをひたすら作りやすく”という方向に技術革新させた立役者はバンダイであり、ガンプラだなと思いますね」

吉川 「当時は接着剤不要のプラモって、どちらかと言えば低年齢層向けのイメージがありましたけど、まさかここまでスナップフィット全盛になるとは」

―― というか鳥居さん、そのまま突っ走っていたら今ごろ日刊工業新聞あたりにコメントが載るプラスチック成形の評論家になっていたんじゃ……。

3月22日(金)、episode 6「宇宙と地球と」BD/DVD一般販売開始!

『機動戦士ガンダムUC』episode 6 3月22日一般販売開始(発売元/販売元:バンダイビジュアル)

■BD初回限定版 8190円(税込)
BCXA-0689:214分(本編DISC 78分+特典DISC 136分)/ドルビーTrue HD(5.1ch)・ドルビーデジタル(ステレオ)/AVC/BD50G/16:9(1080p High Definition)/日本語・英語・仏語・西語・中国語繁体字(広東語・北京語)字幕付 ※日本語・英語音声を収録
【初回限定版特典】特典DISC 『機動戦士ガンダムUC FILM&LIVE 2012 Reader's Theater“hand in hand”』(トークショーパートを含む完全収録版)、『機動戦士ガンダムUC making of episode 6』/『FILM&LIVE 2012』特製進行台本
【初回特典】カトキハジメ描き下ろし特製スリーブ
【毎回封入特典】16P 特製ブックレット
【毎回映像特典】1-5ダイジェスト映像、PV集
発売元/販売元:バンダイビジュアル

※その他、BD通常版6090円(税込)、DVD版5040円(税込)も同時発売。

BD初回限定版は8190円(税込)。構成 福井晴敏、音楽 澤野弘之による朗読&ライブイベント『FILM&LIVE 2012』およびepisode 6メイキング&インタビュー映像を収録した特典DISC、そして『FILM&LIVE 2012』の特製進行台本が付属

(C)創通・サンライズ

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