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UI、共有機能も大きく変更

検索機能を追加、大きく変わった新「SugarSync 2.0」

2013年02月14日 09時00分更新

文● 西牧裕太/ASCII.jp編集部

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 BBソフトサービスは14日、同期型オンラインストレージサービスSugarSyncの新バージョン、「SugarSync 2.0」をリリースした。SugarSyncは、Windows、Mac OS、Android、iOS搭載のパソコン、スマホ、タブレットで利用できるオンラインストレージサービス。同期するフォルダやファイルの条件をより細かく指定できる点は、Dropboxなど競合するサービスにはない特徴。

 SugarSync 2.0で大きく変わったのは、「SugarSyncドライブ」と検索機能の追加だ。

FinderからアクセスできるSugarSyncドライブ

 SugarSyncドライブは、SugarSyncが提供する仮想ドライブだ。MacであればFinder、WindowsはExplorerから、ローカルにあるファイル・クラウド上にしかないファイル含め、SugarSyncのサーバーにアップロードさせているデータを一覧で見られる。

こちらはWindows ExplorerでSugarSyncドライブを利用した例

 検索機能は、同期させたマシンのファイルはもちろんのこと、クラウド上にあるファイルも検索できる。すべてのデバイス上のファイルを検索することが可能になり、ファイルを探す手間が省ける。

検索機能は外出中に特定のファイルを探したいときに、すぐに見つけることが可能

 また、UI(ユーザーインターフェース)をシンプルにさせるため、デスクトップ、ウェブ、スマホ端末でそれぞれUIの設計を近づけた。

左はデスクトップアプリ画面、右がAndroid画面

こちらはウェブ上の画面

 さらに、メールやTwitter、Facebookを使って、SugarSyncを利用していないユーザーにもファイルやフォルダをURLで共有できる、パブリックリンクという機能も追加された。

画面真ん中右の「パブリックリンク」をクリックすると、URLが生成される

「これがSugarSyncの決定版」と話すSamir Mehta(サミール・メータ)氏

 新機能の説明をした米SugarSync社のSamir Mehta(サミール・メータ)氏は、「すべてのデータにいつでも、どこからでもアクセスできるようにするのがSugarSyncのコアバリュー」だとした。

 また、これまでSugarSyncは「機能は豊富だったが、それ故に複雑化していた」ことがリサーチで明らかになったそうだ。そこで「ユーザーにインタビューなどをし、今までの機能を保ったまま、いかにシンプルに使えるようにするか」を考えた。その結果が今回リリースされたSugarSync 2.0となる。

 なお、BBソフトサービスでは、SugarSync 2.0のリリースを記念した「SugarSync 2.0リリース記念キャンペーン」を実施する。2013年3月31日までに新規で申し込むと、利用料金が1年間20%割引きとなる。

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