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PLEXTOR「M5 Pro Xtreme」シリーズ

PLEXTOR製SSD「M5 Pro」と「M5 Pro Xtreme」の違いが判明

2013年01月18日 21時47分更新

文● 増田

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 PLEXTOR製の人気SSD「M5 Pro」シリーズ。昨年末より一部ショップで販売が始まっている「M5 Pro Xtreme」との違いについてPLDS(台湾PHILIPS&LITE-ON DIGITAL SOLUTIONS)の正式見解が以下に公開されている。

http://www.goplextor.com/jp/index.php/news-a-events/139-official-announcement

「M5 Pro」シリーズの派生モデルともいえる「M5 Pro Xtreme」。両モデルで性能に変化はない

 PLDSによると「M5P/M5Pro Xtreme」シリーズは、TOSHIBA製19nm toggle NANDフラッシュメモリーを採用しているが、メモリーの供給パッケージをBGAからTSOPへ変更。それに伴い、2種類の基板が存在するという。なお、最新のファームウェアバージョン1.02は双方のフラッシュに対応しており、パフォーマンスも同等だが、製造上の安全規定により基板のバージョンを変更する場合、モデルネームを変えなければならないので違うモデルネーム(M5P/M5Pro)が付けられた」としている。

いずれもファームウェアバージョンは最新の1.02で読み込み10万IOPSをうたう

 さらに「BGA(8KB/page)がTSOP(16KB/page)となり、一般的な使用状況下においては16KB/pageのガーベージコレクション(使用しなくなったメモリー領域を自動的に検出して解放する機能)は8KB/pageよりも資源を使うが、ファームウェアのバッファ管理の改良により無駄なガーベージコレクションの回数を抑え、またBGAタイプの2倍の16個のフラッシュメモリーを搭載することで、コントロールできるI/O数を倍増させ性能を保つ」という。
 加えて「BGAタイプは放熱パッドを採用しているが、TSOPへの設計変更により必要がなくなった。熱はI/O時に発生するが、両面16個のフラッシュにより高い放熱性をもたらすことができる」としている。

ショップによっては別シリーズとして販売中だ

 保証についても従来通り5年間を提供。M5Pro とM5P双方ともに厳格な長時間高温書き込み/読み込みテストを実施し、性能に変化はないと結んでいる。
 現在、秋葉原の各ショップでは「M5 Pro」と「M5 Pro Xtreme」が混在している状態だ。基本的には「M5 Pro」の在庫が無くなり次第、順次「M5 Pro Xtreme」へ切り替えていくとしているショップが多い。

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