油圧式変形機構が魅力!「VAIO Duo 11」ロードテスト 第6回
店頭販売向けの標準仕様モデルを試用
WiMAX搭載でディスプレーが見やすい「VAIO Duo 11」はモバイルに最適
2013年01月07日 11時00分更新
屋内と屋外での液晶ディスプレーの見やすさをチェック
つぎに、VAIO Duo 11の屋内と屋外で利用した際の液晶ディスプレーの見やすさについて紹介しよう。VAIO Duo 11は液晶ディスプレーに、視野角が広く色が鮮やかなIPS液晶を採用している。表面が光沢仕上げのグレア加工であるため、光の映り込みが気になるところだ。
そこで、まず屋内で利用してみたが、明るめの喫茶店内でも映り込みが気になることはなかった。煌々とした照明の真下であればさすがに気になるかもしれないが、一般的な屋内では問題ないだろう。視野角の広いIPS液晶を採用しているため、どの位置からでも画面がクリアーに映し出される。コントラストも鮮やかなので、多少暗めの場所でも画面が見えづらくなることはない。
試しに光が映り込む角度から液晶ディスプレーを覗きこんでみたが、直接光があたっていても反射が抑えられているのがわかる。
より反射を抑えたい場合は、液晶保護シートを利用しよう。液晶ディスプレーを保護するだけでなく、反射を抑えることで光の映り込みを軽減できる。
つぎに快晴時の屋外で利用してみたが、さすがに快適に利用できるレベルではなかった。光が強すぎて液晶ディスプレーが暗く感じるうえに、油脂や指紋による汚れが目立ってしまう。太陽光の映り込みも強烈だ。ただしIPS液晶であるからこそ、見えづらいながらもある程度認識できるともいえる。コントラストの低いVA液晶では、まったく見えないこともあるだろう。
もっとも直射日光下での利用は強い紫外線が本体や液晶ディスプレーに悪影響を及ぼす可能性があるので、できる限り日陰や屋内で利用するべきである。
(次ページ、「WiMAXモジュールを利用したモバイル通信の使い勝手は?」に続く)
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