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166万台分のHDD稼働データを分析

東芝、HDDの故障を事前に検知する技術

2012年12月26日 20時30分更新

文● 八木澤健人/ASCII.jp 編集部

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 12月26日、東芝は自社製ノートPCに内蔵されているHDDの故障を事前に検知する技術を発表した。企業向けのノートPC管理ツール「東芝スマートクライアントマネージャー」の新機能として、2013年度内に商品化される見通し。

東芝スマートクライアントマネージャーのWebサイト

 同社ではこの技術の開発にあたり、ビックデータを活用。ノートPCの内蔵HDDから取得した166万台の稼働データと、修理センターの故障データを比較分析し、故障を事前に検知する。これにより、故障が起こりやすい状態が継続する期間を予測でき、データのバックアップの頻度を増やすなどの対策ができるという。

今回発表された技術は、2013年1月18日に米国で開催される「CES 2013」でデモ展示を行なう。

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