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「iPad mini」、初代に比べ1.3倍の売れ行き—16GBブラックが人気

2012年11月06日 14時00分更新

文● 大河原克行

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 2012年11月2日から発売になった「iPad mini」が好調な出足を見せている。

 米アップルの発表によると、11月2日〜4日までの3日間で、全世界で出荷したiPad miniと「iPad Retinaディスプレイモデル」(第4世代iPad)の販売台数は300万台に達し、今年3月に発売した第3世代iPad W-Fiモデルの初期3日間販売台数の150万台の2倍にあたるという。

「iPad mini」(Wi-Fiモデル、「ホワイト&シルバー」)

「iPad Retinaディスプレイモデル」(Wi-Fiモデル、ブラック)

日本では「iPad mini」が売り上げを伸ばす

 日本でも、iPad miniの売れ行きは好調だ。

 BCNが日本全国の主要販売店を対象に行なった調査によると、発売3日間におけるiPad miniの販売台数は、2010年5月に発売となった初代iPadの販売台数を100とした場合と比べて「131」となり、実に1.3倍に達していることが分かった。

 これは2011年4月に発売となったiPad 2の「142」に次ぐものとなっている。

 一方で、iPad miniと同日発売となったiPad Retinaディスプレイモデルは、初代iPadの販売台数に対して、「37」と大きく下回ったが、これはやはりiPad miniに購入が流れたためだといっていい。

日本国内における歴代iPad販売台数指数(初代iPadの3日間の販売台数を基に算出)

日本国内における歴代iPad販売台数指数
(初代iPadの3日間の販売台数を基に算出)
シリーズ 販売台数指数
初代iPad(Wi-Fi)
(2010/05/28〜05/30)
1.00
iPad 2(Wi-Fi)
(2011/04/28〜04/30)
1.42
第3世代iPad(Wi-Fi)
(2012/03/16〜03/18)
0.93
iPad Retinaディスプレイモデル(Wi-Fi)
(2012/11/02〜11/04)
0.37
iPad mini(Wi-Fi)
(2012/11/02〜11/04)
1.31

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