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東芝のスライド式Ultrabook dynabook R822をフォトレビュー

2012年10月19日 12時00分更新

文● ASCII.jp編集部

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Ultrabookとして不足のない機能を備える

縦方向でウェブブラウザーを表示。ディスプレー解像度は1366×768ドットで、不足ではないが物足りなさを感じる

 dynabook R822はUltrabookなので、薄さについては制約がある。本体サイズは幅326.5×奥行き213.0×高さ19.9mm。重さは約1.49kg。12.5型ディスプレーを搭載するUltrabookとしては、正直やや重い方だ。タッチディスプレーと変形ギミックによるトレードオフと言えよう。ただし、本体側の厚みはかなり薄い。タッチパネルディスプレーの分だけ厚みが増したという印象だ。ディスプレーはスタイラスペンによる操作も可能だが、ペンは別売りとなっている。なお、バッテリー駆動時間は約6時間とされている。

本体左側面。手前側(写真右側)にUSB 3.0がある。中央付近には左から電源スイッチ、ボリューム(大/小)、回転ロックの4つのボタンが並ぶ

本体右側面。手前側(写真左側)にヘッドホン端子があり、その右にはメモリーカードスロットを装備

スロットのカバーを開けると、SDメモリーカードスロットがある。その右手にはSIMカードのスロットが見えるが、これは試作機のため。製品版ではサポートされない

 ボディー側がかなり薄い(厚みの半分以下)ので、インターフェース類はやや制約を受けている。主なインターフェースはUSB 3.0が2ポートと、HDMI出力端子、メモリーカードスロットなど。有線LAN端子はない(USB-LAN変換アダプターが別売りで用意される)。

本体背面。左にUSB 3.0とHDMI出力が並んでいる。右端には細い電源コネクターの穴がある

 キーボードはUltrabookでは流行りのバックライト内蔵型アイソレーションキーボードとなっている。キートップは左右方向に比べて上下方向がやや短い横長型だが、本体の幅が広いのでキー配列はごく普通だ。違和感なく使えるだろう。

キーボードはオーソドックスな配置と配列。タッチパッドはやや小さいが、タッチパネルもあるので問題はなさそうだ

キーボードのバックライトを点灯した状態。ディスプレーは光沢式なので、光が映り込んでいる

底面もすっきりとして、余計な凹凸や開口部がない、シンプルなデザイン。ステレオスピーカー(写真下側左右)は底面側に開口部がある

 dynabook R822の発売は26日の予定。予想実売価格は15万円前後と、価格面でもVAIO Duo 11のライバルになりそうだ。

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