ラインナップは3種類
いずれも世界で99本限定!
PCBイメージデザインの文字盤を採用したOUTLAND PCBシリーズは全部で3モデルが用意されている。文字盤が本物のRAW CARD(基板)イメージのグリーン色で、インデックスはホワイトのモデル。筆者の購入したブラック文字盤にグリーンカラーでサーキット柄インデックスが描き込まれたタイプ。ブラック&ホワイトで基板イメージを作りあげたモノクロタイプがあり、いずれも世界中で99本の限定供給商品だ。
文字盤以外はすべて共通部品を採用しており 腕時計のサイズは縦52mmx横44mm、厚さ12mmとかなりビッグサイズだ。重量は、筆者のiPhone 4より約10g重い実測152gあった。金属部分は、昨今の腕時計の流行でもあるBlack PVD steelを採用している。硬い質感やマットブラックの表面処理は、文字盤の上下に3個ずつ配置された合計6個の六角ナットの雰囲気と相まって、デリケートな“プリント回路基板”を護る装甲ケースのようなタフさを醸し出している。
腕時計本体の重量は決して軽くはないが、強度を確保しながら比較的薄く作られたベルトとの組み合わせで装着感は極めてフレキシブルで快適だ。バタフライ型(観音開き)の尾錠もスピーディな装着ロックと、親指と人差指の同時ワンプッシュでのリリースも容易だ。腕時計本体の裏ブタは縦長の長方形部分がクリスタルガラスになっておりRSWブランドロゴが刻まれたローターや、テンプの動きを部分的だが見ることができる。
システムノートやメモをクリップするボード、定規、マウスパッドなど、本物のPCBをスクラップせず再利用して作られたガジェットは今までも多い。OUTLAND PCBは、商品製造の過程で必要な部品として構成されるテクノロジーであるPCBの美しい回路をデザインという側面から評価して積極的に採用した興味深い腕時計だ。多くの腕時計メーカーが同じようなアプローチを試みているが、OUTLAND PCBは、そのデザイン的完成度に置いて一歩先を行っている。
今回の衝動買い
アイテム:RSW社「OUTLAND PCB」
価格:六本木ヒルズ・「BALS」にて28万3500円で購入
T教授
日本IBMから某国立大芸術学部教授になるも、1年で迷走開始。今はプロのマルチ・パートタイマーで、衝動買いの達人。
T教授も関わるhttp://www.facebook.com/KOROBOCLで文具活用による「他力創発」を実験中。
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