8月1日、F5ネットワークスジャパンは悪意ある活動や新たな攻撃、匿名プロキシなどで不正利用されるIPアドレスをクラウド上でデータベース化し、フィルタリングに活かす「IPインテリジェンス・サービス」を発表した。
IPインテリジェント・サービスでは、インターネット上のホストを評価し、データの盗難や情報漏えい、事業停止の原因となる攻撃を防止する。また、マルウェアへの感染や配布ポイントへのアクセス履歴など、リスクを含むIPアドレスへのアクセスを制限。配布する可能性のあるアクティブなIPアドレスへのアクセスを拒否できる。さらに、クロスサイトスクリプティング、SQLインジェクション、DDoSといった、一般的なウェブ攻撃に対する防御もサポートするという。アクセス制御はインバウンドだけではなく、アウトバウンドにも適用され、リアルタイムに可視化される。
サービスは、同社のBIG-IPの拡張ソフトウェアモジュールとして提供され、1ライセンスあたり月額13万6000円~(仮想アプライアンスの場合) 利用できる。