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GALAXY S IIにAndroid 4.0が! Chromeも動くし、これはイイ

2012年07月04日 16時30分更新

文● ASCII.jp編集部

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 NTTドコモは、Android 4.0へのアップデートを計画している端末の一覧を公表し(関連記事)、7月以降に順次バージョンアップ用ファイルを提供予定だ。その第1弾として、「GALAXY S II SC-02C」のアップデートが開始された

 バージョンアップ用ファイルは約237MB。アップデートに要する時間は、端末単体で行なった場合は約50分、パソコンに接続した場合は約100分としている。OSのバージョンがAndroid 4.0.3になるほか、フェイスアンロック機能やプリインストールアプリ(Playムービー、災害用)の追加なども含まれる。


現在バージョンアップファイル提供が中断

 7月3日にスタートした、「GALAXY S II SC-02C」のAndroid 4.0へのアップデートだが、現在一時中断している。

 これはGALAXY S IIに標準でインストールされている日本語入力プログラムの「Samsung日本語キーパッド」の不具合によるもので、一部端末において強制終了し、文字入力ができない事象が発生するとしている。

 すでにアップデートを済ませ、上述の事象が発生した場合は、

1. [メニュー]→[設定]→[アプリケーション]→[全て]→[Samsung日本語キーパッド]を選択
2. [データを消去]→[OK]を選択

と操作することで、復旧できる場合があるとしているが、この操作を行なうことで、変換履歴、ユーザー辞書、設定内容が削除される。


 編集部で実機でテストしたところ、すでにインストールされていたアプリや写真類はそのままだったものの、ホーム画面のアイコンの並びなどはデフォルト状態に戻っていた。いずれにせよ、データのバックアップを行なってから、実際にバージョンアップした方がいいだろう。

 Android 4.0が動作するGALAXY S IIは、それまでと比べて、わずかに軽快さが薄れたように感じるが、ChromeやAndroid 4.0用のGmailが動作するのは大きなメリットと言える。

バージョンアップ用ファイルのサイズは200MB以上なので無線LANを使うのが無難かも

ロック解除画面もAndroid 4.0風になったが、直接カメラを起動するような機能は無い

ホーム画面やUIはGALAXY S IIのまま。バージョンアップ後はデフォルト状態に戻ったので要注意

Androidのバージョンは4.0.3に

設定のメニューもAndroid 4.0風になった

フェイスアンロック機能は今回追加された要素

GmailアプリもAndroid 4.0用になり、外見も変わる

個人的にAndroid 4.0の大きなメリットと感じるのがChromeを利用できる点

GPUレンダリングをオンにするオプションもあるが、体感的には変化なし


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