このページの本文へ

前へ 1 2 3 次へ

エレコム/ロジテックで始める無線LAN 第17回

テレビをネットにつなぐなら、802.11n/aがマスト!

高速WiFi ルータでリビングAVを無線化!

2012年06月26日 00時00分更新

文● 松下典子 撮影●篠原孝志(パシャ)

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

5GHz帯は通信が途切れにくい
11n/aなら無線でも動画視聴がスムーズ

 WiFiでPC作業をしていると、ときどき通信速度が落ちたり、電波が途切れてしまった経験はないだろうか。これは、家電がWiFiと同じ周波数帯を使っていたり、無線ルータの普及により、ほかの家のWiFiと干渉するようになったのが原因だ。

 ネット動画の視聴には、高速で安定した通信が欠かせない。ネット対応テレビをWiFiで接続するなら、家電や無線機器間の電波干渉を受けにくい5GHz帯を使用できる11n/a対応のルータを導入しよう。有線LAN専用や11n/a非対応の機器でも、テレビ用コンバータを使えば安定した通信が可能だ。

IEEE802.11n/a/g/b規格の違い
規格 周波数帯 速度(理論値最大)
11n 2.4GHz/5GHz 450Mbps/300Mbps
高速で障害物に強い。5GHz帯の使用時には干渉が少ない
11a 5GHz 54Mbps
電波干渉が少なく安定した通信が可能。障害物には弱い
11g 2.4GHz 54Mbps
障害物に強く、電波干渉に弱い。ゲーム機の多くが対応
11b 2.4GHz 11Mbps
障害物には強いが、電波干渉に弱い

 動画配信サービスを楽しむなら、電波干渉を受けにくい5GHz帯を使用する11n/a対応機器がオススメだ。

ロジテック/直販価格:1万1800円

5GHz帯対応の超高速WiFiルータ

LAN-WH450N/GP

3本のハイパワーアンテナで11n/a(5GHz)使用時は、最大450Mbpsの超高速通信が可能。スマホやタブレットからでも簡単に導入できる。


ロジテック/直販価格:1万2800円

ネットワークテレビ用無線コンバータ

LAN-HGW450/CV

5GHz帯を使用する11n/aに対応した無線コンバータ。ネットワークテレビやレコーダーなど4台までの有線LAN機器を無線化できる。

前へ 1 2 3 次へ

カテゴリートップへ

この連載の記事