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ASCII.jp編集部が夏のお買い物を完全サポート! 第6回

夏休みはこれで遊べ! 編集部が選んだ夏ホビーグッズ

2012年07月05日 11時00分更新

文● ASCII.jpライフスタイル向上委員会(仮)、写真●曽根田元

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タッチパッド搭載! 手の平サイズのシンセサイザー

―― 最後に、音楽系の記事も担当する盛田さんお願いします。オススメの「kaossilator 2」は、ASCII.jpでも取り上げられました

ASCII.jp編集部 盛田。別名ニンジャ盛田としても活躍

盛田 初代の「KAOSSILATOR」が出たのが結構前で2008年。kaossilator 2は3月に発売されました。手のひらサイズのシンセサイザーです。シンセサイザーは、ピアノみたいに鍵盤があって、それを弾くイメージですよね。これは、タッチパッドを指でなぞって音を出して、ビートに載せれば、作曲できてしまいます。ループパターンと言うのですが、同じリズムをループするフレーズを重ねていくと曲が作れます。本当に作曲するとなると、AメロからBメロ、そしてサビに行って、最後はこうっていうのを考えなくてはなりませんが、その必要なく、直感的に「作ってみたいなー」というフレーズを試しながら演奏、作曲までできます。すごく簡単で楽しいんです。

大谷 私、「GarageBand」挫折した人なんだけど……。

盛田 音楽作成ソフトや普通の楽器に挫折した人も「タッチパッドをなぞるだけでもかっこいい音が出るぞ」と音遊びとして充分楽しめるのでオススメです。

金子 値段はかなり安いんですか。

盛田 1万3000円前後です。実際、シンセの大きいものを買ったとしても、やることは音作り、音遊びぐらい。それを考えたら、小さいkaossilator 2で遊んだ方が、手軽でいいですよね。

大谷 価格がこのぐらいだったら結構試したい気がする。

盛田 これ以上高くて3~4万円にると手を出しにくいですからね。

大谷 これはどんな人が買ってるんですかね? 「昔DTMを諦めた人」なのか、それとも「楽器を買ったけど、弾けませんでした」そういう人なのかな?

盛田 若い人から昔からDTMをやってきた人まで、音で遊んでみたいという人がKORGファンとして入ってきている感じです。専門的というよりは本当に遊び。それこそオモチャとして使っている人が多いかもしれないです。そういう中で、サイモンガー・モバイルという、KORGのモバイル系の楽器だけを使ってライブをする人がカリスマになったり。そういうゆるい連帯ができてるのも面白いです。

kaossilator 2(KORG)

シリーズ化されているタッチパッド搭載の小型シンセサイザー。タッチパッドをなぞるだけで、直感的に音楽を作ることができる。iOSアプリにも「iKaossilator」という同じように画面を擦るだけで、音楽を作って楽しむことができるアプリがある。
kaossilator 2についてはこちら
iKaossilatorについてはこちら

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