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ASCII.jp編集部が夏のお買い物を完全サポート! 第3回

録画マニアならレコーダーは、この5製品から選べ!

2012年06月18日 11時00分更新

文● 糸井ウナム/ASCII.jp編集部

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その道に詳しいASCII.jpの編集者が、独自の視点で読者の夏のお買い物をサポートする企画。第2回のテーマは「録画機」。録画機はこの夏のテレビライフを充実させるするためにも必要なアイテム。たくさんのチャンネルを同時に録画できる機能など、機能も多岐にわたる。思う存分テレビを楽しむためにもぜひ購入を検討したい。

レコーダーを6台所有! レコーダーモンスター岡本推薦の5台!

Q. 「レコーダーを選ぶ上のポイント」は?
A. 価格帯で差がつくのは内蔵HDDの容量。用途で選ぼう!

レコーダーモンスター岡本記者

 レコーダーの価格は内蔵HDDの容量でだいたい決まっている。録画できる容量が多いレコーダーは、値段が高くなる傾向にある。最近のレコーダーは、外付けUSB HDDをつなげて、容量を増やすことができる製品が多い。内蔵HDDの容量が少ないモデルを選んだとしても、あとから録画時間を増やせる。

 今回は、HDDの容量にはこだわらず機能重視でセレクトした。全チャンネル録画、スカパーHD!ダブル録画、簡単操作など、特徴を持った製品になる。

外付けUSB HDD対応は必須、
録りだめるか、見て消すに特化するか!

 録画機を購入したいけど、機能が多くてどうやってレコーダーを選んだらいいのかわからないという人は多いはず。だが安心して欲しい! ASCII.jp編集部のレコーダーモンスター岡本が厳選した今もっとも「買い」の録画機を5台紹介する。

迷ったらこれだ!機能満載!
最大4番組同時録画のDIGA

パナソニック「DIGA DMR-BZT820」
実売価格:7万7000円前後
HDD容量:1TB


トリプルチューナー搭載。「スカパー!HD録画」対応チューナーを組み合わせることで同時に4番組まで録画できる。これは深夜帯に集中しているアニメももれなく録画するためには欠かせない機能。また、「お部屋ジャンプリンク」で家庭内LAN経由で録画した番組をVIERAや他のDLNA/DTCP-IP対応機器から視聴できる。放送中の番組を有線/無線LANを使い同社製のお風呂テレビなどに飛ばして見ることも可能だ。外出先から自宅のディーガを操作できるウェブサービス「ディモーラ」も、忙しい人には大変役立つ機能。突然見たくなった番組を外出先から予約録画したり、逆に帰宅できないタイミングでHDDの容量を確保できる。PCはもちろんスマホやケータイからも利用可能。

多機能なレコーダーが欲しいけど、どれを買えばいいかわからないなら、DIGA DMR-BZT820を買っておけばまず失敗しない。!

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価格的にもこなれてきた全録機

東芝「REGZAブルーレイ DBR-M180」
実売価格:10万8000円前後
HDD容量:2TB(タイムシフト用)、500GB(通常録画用)


地デジ6チャンネル全てを同時に録画できるタイムシフトマシンというふれこみ。低画質モード(3.5Mbps)なら、8日分全チャンネルを録りだめられる。このタイムシフトマシン機能と地上/BS/CSデジタル放送対応のダブルチューナーが利用できる通常録画を合わせれば驚きの8チャンネルの同時録画に対応! 発売直後に比べれば価格もかなり下がってきており、正直お値打ちだ。外付けUSB HDDも、ハブを使えば4台同時に接続することができるので、とにかくHDDにためこみたいという人には心強い。また、DLNAに対応し、離れた部屋からLAN接続されたREGZAで録画した番組を視聴することも可能。

録画予約が面倒くさい、そんな人にオススメ!

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スカパー!HDが好きなら、即ゲット!
唯一の2番組同時録画機!

スカパー!ダイレクト「TZ-WR320P」
直販価格:1万9800円
HDD容量:320GB


2010年登場なので発売から少し時間が経っている機種だが、スカパー!HDを2番組同時録画できる機器はTZ-WR320Pだけだ。HDDは320GBと容量が少ない気もすると思うが、「スカパー!ダビング」対応のレコーダーを持っていれば、HDDからダビングできるので、不便は感じないだろう。つなぐのがBDレコーダーならもちろんBDにアーカイブすることも可能だ。

ちなみにシングルチューナーでよければ、外付けUSB HDDを増設できるTZ-HR400Pという選択肢もある。

■製品情報

簡単すぎる! 録画して、見て、消せれば
それでよし!

バッファロー「DVR-W1V2/1.0T」
直販価格:2万9800円
HDD容量:1TB


録画して、見て、消すだけに特化したシンプルな録画機。一方で、しっかり地上/BS/110度CS対応し、2番組同時録画も可能だ。機能は少ない分、レスポンスが早く操作がスムーズであるのも特徴。外付けUSB HDDで、容量を増やすこともできる。

 「最近の製品は機能が多くてよくわからない」。そんな親御さんへのプレゼントに向いているのではないだろうか。と、孝行息子のふりをしてみる。

■Amazon.co.jpで購入

テレビの新しい視聴スタイルを楽しむなら

SCEI「nasne」
希望小売価格:1万6980円(7月19日発売予定)
HDD容量:500GB


ネットワークレコーダー&メディアストレージ「nasne」。これはカンタンに言えば、単体でテレビ番組が録画できるNASだ。地上/BS/110度CSデジタルに対応する。

nasneに対応したソニー製品との連携ができ、離れた部屋でnasneに録画した番組を楽しんだり、外出中にリモート予約で番組を録画できる。PS3用地デジレコーダーtorneとの相性もバツグン。最大4台のnasneをコントロールでき、地上デジタル放送なら最大5番組(torneの内蔵チューナー込)、BS/110度CSならば4番組同時録画が可能。

また、対応するVAIOを持っていれば、専用ソフトを使って最大8台のnasneと接続し、8番組同時録画できるし、nasneで録画した番組をVAIOのHDDへダビング、光学ドライブから書き出せる。価格も1万6980円とかなりお手頃なので、手軽に使える録画機が欲しいならぜひ検討すべし。

■製品情報

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