パナソニックから、Android 2.3搭載のポータブル映像端末3製品が発表された。いずれの製品も「Google Play」対応だ。
お風呂テレビとしても利用できるホームタブレット
「VIERAワンセグ SV-ME1000」(6月25日発売予定、予想実売価格4万3000円前後)はポータブルワンセグテレビ兼タブレットという位置づけの製品。7V型(800×480ドット)のディスプレーを搭載する。
IPX6/7相当の防水仕様となっており、お風呂での使用も可能となっている。ワンセグチューナーを内蔵するほか無線LANも搭載。「お部屋ジャンプリンク」(ホームネットワーク機能)にも対応するため、同社のBDレコーダー「DIGA」(お部屋ジャンプリンク対応機)などで録画した番組を視聴したり、SV-ME1000に持ち出したりできる。
加えて、「放送転送」機能対応のDIGAがあれば、DIGAで受信した地上/BS/CSデジタル放送をSV-ME1000でリアルタイムに楽しめる。
前面に30万画素、背面に200万画素のカメラを搭載。本体には4GBのメモリーを内蔵するほか、SDメモリーカードスロット(SDHC、SDXC対応)も搭載する。
バッテリーによる稼働時間は、ワンセグ視聴時で最大約6時間、お部屋ジャンプリンク使用時で最大約5時間。本体サイズは幅191.5×奥行き16.6×高さ131mm、重量は479gとなる。
アウトドアでも使える
デジタルメディアプレーヤー
デジタルメディアプレーヤーの「UN-MT300」(7月25日発売予定、予想実売価格4万3000円前後)は、4型(480×800ドット)のディスプレーを搭載。
SV-ME100と同じくIPX6/IPX7相当の防水に対応し、さらに1.2mからの落下に耐えうる耐衝撃性も備える。
加えてGPSも内蔵しており、山歩きをサポートする「山歩きパートナー」やゴルフ場でのプレーをサポートする「Sky Shot 2 Single!」、「MAPPLE デジタル地図データ」といったアプリを初期導入している。
本機はワンセグチューナーとFMラジオチューナーを内蔵するほか、お部屋ジャンプリンクには対応しており、録画番組の持ち出しも可能。前面に30万画素、背面に200万画素のカメラを搭載。内蔵メモリーは8GBで、microSDカード(microSDHC対応)も利用できる。
バッテリーによる稼働時間は、ワンセグ視聴時で最大約6時間、山歩きパートナー使用時で約12時間となっている。本体サイズは幅68×奥行き13.5×高さ138mm、重量は168g。
フォトフレームとして使える
コミュニケーションビューワー
SV-ME1000と同じ7V型(800×480ドット)のディスプレーを搭載する「UN-W700」(予想実売価格3万5000円前後)は、お部屋ジャンプリンクで録画コンテンツを楽しんだり、Skypeでビデオチャットをするなどに特化した“コミュニケーションビューワー”。
防水仕様ではなくワンセグも内蔵しないが、FacebookやTwitterの情報を表示できる写真スライドショー機能を搭載。フォトフレームとして活用できる。
また、同社の無線LAN内蔵デジタルカメラ「DMC-FX90」の写真を直接受信したり、電子メールで送られてきた写真を受信することができる。
前面に約200万画素のカメラを搭載。内蔵メモリーは4GBで、SDメモリーカード(SDHC、SDXC対応)も利用できる。バッテリーによる稼働時間は、お部屋ジャンプリンク使用時で最大約2時間、フォトフレーム使用時で最大約3時間となる。本体サイズは幅201.4×奥行き93.9×高さ150.1mm、重量は431g。