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最大伝送速度450MbpsのIEEE802.11nに対応する無線LANアクセスポイント

4本アンテナで450Mbps!Cisco Aironet 3600シリーズ

2012年02月15日 06時00分更新

文● TECH.ASCII.jp

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 2月14日、シスコシステムズは最大伝送速度450MbpsのIEEE802.11nに対応する無線LANアクセスポイント「Cisco Aironet 3600シリーズ アクセス ポイント」を発表した。

4本のアンテナを活用する「Cisco Aironet 3600シリーズ アクセス ポイント」

 IEEE802.11nのMIMOでは一般的に3本のアンテナを使う「3空間ストリームMIMO」が採用されるが、Cisco Aironet 3600シリーズでは「4×4 アンテナ デザイン」を採用する。4本のアンテナを使うことで、高速で安定した無線LAN通信を実現。たとえ信号出力が微弱な任意の無線デバイスやより遠くから接続する場合でも、他のアクセスポイントに比べ最大30%高速で、シームレスに接続できるように設計されているという。

 さらに、デバイスの無線信号強度や空間ストリーム カテゴリに関係なく、アクセスポイントに接続するすべての無線クライアントデバイスのパフォーマンスを向上させる「ClientLink 2.0」を搭載する。これにより、空間ストリーム数が1/2/3のすべてのモバイルデバイスのパフォーマンスを改善できる。これにより、タブレットのように無線信号強度が比較的低いデバイスとの接続の安定化という課題を克服できるという。

 また、IEEE802.11r標準準拠の高速ローミングにも対応する。これに対応するクライアントと組み合わせることで、セッションを維持したままアクセス ポイント間の移動が行なえるという。

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