ロイターほか複数メディアによれば、イーストマン・コダックが、米連邦破産法第11条(Chapter 11、経営再建に関する法的手続きのひとつで、事業の継続が前提)の適用、またこれによる事業再編を申請した。対象はコダック本体とアメリカ国内の子会社のみで、アメリカ以外の子会社は対象外。
コダックは、金融大手シティグループから総額9億5000万ドル(約729億円)の融資を受け、業務は通常通り行なう。会長兼最高経営責任者のアントニオ・ペレス氏(Antonio Perez)は、コスト構造の改善、非中核的な知的財産の売却などを進めるとしている。