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PS Vitaの操作性やソフト面をチェック 第2回

正直寒かった、PS Vita×ヨドバシAkibaの購入行列レポート

2011年12月17日 16時56分更新

文● 林 佑樹(@necamax

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ついに発売、PS Vita!!

 12月17日、8時。PSPの後継機となるPlayStation Vita(以下、PS Vita)がついに発売された。予約開始時に700人以上が並んだヨドバシAkibaにはどれくらいの人が我先にとスタンバイしたのだろうか? 本体に加え、20タイトルのローンチソフト、周辺機器、サードパーティーアクセサリと購入するものは多い。
 予約開始当日に予約したということもあり、筆者も朝から参戦。原稿があったので、前日からの待機はあきらめたのだが、17日0時時点では第1エントランス側に約60人が並んでいた。先頭集団10名は少なくとも、16日の20時には確認していたので、先頭集団は約12時間の待機になる。

17日0時時点の様子。椅子に座ったり、仲間内でゲームをしたりといった風景が広がっていった。今回は玩具との混在列形成だった

4時30分のヨドバシAkiba。約150人が並び、電車が到着するごとに少しずつ待機列が伸びていった

ソフマップ本館は4時30分で20人ほどが並んでいた

PS Vitaの待機かは不明だが、アキバソフマップ1号店にも数名いた

6時30分から行列入り

 筆者がヨドバシAkibaに並び始めたのは、6時20分あたりで、この時点での人数は約250人。玩具と列が混在だったのだが、玩具の整理券を受け取る人の割合はけっこう高めだった。またこの時点でWi-Fi版の整理券も配布。それを求める挙手はまばらで、やはり3G+Wi-Fiモデルに人気が集中しているようだった。なお、当日販売分はWi-Fiモデル、3G+Wi-Fiモデルともに多少は在庫があったようだが、7時10分の時点でWi-Fiモデルは売り切れになっていた。またPS Vita専用メモリーカード32GBは予約分のみで当日販売分はなかった。
 発売開始は8時からで、Wi-Fiモデルとモバイルルーター同時契約者のみ7時30分からという流れだった。

6時20分あたりの列状況。警備員さんカウントで250人前後だった

 7時20分には約300人。列はおにぎり屋のほうまで伸びていたが、想像以上に少ない。お昼過ぎに引き換えにくるという人が多いのかもしれないし、寒いのもあるだろう。日は昇っているのに、正直なところ足が寒くて痛い。7時30分ごろにPS Vita関連のみ購入する人だけ列を抜けて、第一エントランスへ向かうように指示が出された。このとき、半数くらいが移動をしたといった感じ。サンタたちのクリスマスにかける意気込みは、ゲーマーたちにも負けないといったところだろう。

7時の時点で、おにぎり屋のほうまで列が伸び、300人に達していた模様

7時30分にPS Vita関係だけ購入希望者の移動が開始。6割ほどが動いた印象だった

順調に列を進み、第1エントランスへ

日比谷線前で列形成。ここで8時まで待機することに

 販売開始は8時ジャストで前倒しはなかった。秋葉原のPS Vita取り扱い店は軒並み8時からの販売と宣言していたので、それに合わせた形か。本体だけでなく、ソフトや周辺機器も一緒に販売なので、ひとりあたりの時間は長いかと思っていたら、意外とスムーズな進行だった。レジ5台体制、1Fと6Fと分けていたため、列消化が早かったと思われる。

8時ちょうどに販売開始で、1Fにて会計という流れだった

9時に購入完了。1時間ほど待機といった具合で、最終的に筆者は100~120番目だった

久しぶりに買ったゲームハード

 筆者が購入したものは、PS Vita 3G/Wi-Fiモデル、専用メモリーカード16GB、インナーイヤーヘッドセット、純正ケース、USBケーブル、そしてドリームクラブポータブルZERO。レジで予約構成を変更して購入はできたのだが、ソフトは最終的にコレというのが決まらなかったため、予約時のままにした。ソフトの在庫は豊富とのことなので、また原稿作成を終えたらのんびり見てこようと思う。

PS Vita 3G/Wi-Fiモデル、専用メモリーカード16GB、インナーイヤーヘッドセット、ドリームクラブポータブルZERO。このほか、純正ケースとUSBケーブルを購入

さて開封開始。まずは裏面をチェック。ゲーム機としての詳細というよりは、アクセサリーの紹介が主

パッケージを開けたところ

上部のフタを開けたところ。USBケーブルとACアダプター・ケーブルが入っている。ソニー製品にしてはさっぱりしている感じ

クイックスタートガイドの下に本体が格納されている

梱包材の中にPS Vita本体がある。いつもだが新ガジェットの開封は楽しい

PS Vitaの表面はフラット

 PS Vitaの表側はフラットなデザインになっており、背面で微妙に丸みを持たせてグリップ感を高めている。
 また、表面がフラットなので、いわゆる痛化やデコがやりやすい。スマホと同じで、有機ELディスプレーとボタン部分に注意するだけでよく、とてもカンタン。

表側はフラットな形状

 今回の型紙は時間の都合もあり、型紙を多数公開している「まんぼうの道具箱 別館」のPS Vita用データを使用させていただいた。今回のシール素材はカーステッカーなどでお馴染みの塩ビ。
 表面はボタンやアナログスティックが大半を占めるため、それほどビジュアル的にはならず、どちらかといえば、画面内の画像がコアになる。背面の場合はタッチパッドの感度がどうなるかと実機チェックが事前にできなかったので用意しなかった。残った塩ビシールを利用してみたところ、背面タッチパネルは反応した(やや反応が鈍くなる感はあるのだが)。痛化する場合は背面を中心に気合を入れるとよさそうだ。

表側はフラットな形状

意外と在庫は豊富

 メモリーカードは32GBや16GBは人気で品薄傾向だが、本体は2モデルともにまだ在庫のある店舗も多いし、今後の供給も安定しているため、入荷待ちが長くなるという可能性は少ない。ローンチソフトは24タイトルと多く、年末年始を楽しむに十分。近日中に実際にPS Vitaを触ってきたインプレッションをお送りするので、購入を検討している人は本記事と合わせて参考にしてほしい。

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