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「Google Developer Day 2011」基調講演 開発者の奮起を促す

2011年11月01日 19時00分更新

文● ASCII.jp編集部

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 グーグルは、開発者向けイベント「Google Developer Day 2011」を開催した。

 Google Developer DayはAndroidやChromeなど、グーグルが提供するプロダクト上でプログラムやサービスを開発している人向けに講演や各種セッションが用意されているイベントだ。

日本では5年連続開催されることになったGoogleの開発者向けイベント「Google Developer Day」

 一般の開発者は、検索すれば簡単にわかる三択問題から、純粋に開発者向けのアルゴリズムを問うものまで含まれる、「DevQuiz」と呼ばれる質問に答えることで参加権が得られるという、グーグルらしい仕組みも用意されている。

 今年は世界8ヵ国で実施。実施国は毎年入れ替わるというが、日本は5年連続の開催となった。これも日本の開発者の高い開発力や盛り上がりを反映してのことだという。

急激に増え続けるAndroid端末
しかしアプリ開発者にとっては厳しい時代でもある

XMLやW3Cなどへの貢献でグーグル入社以前から著名な開発者であるティム・ブレイ氏

 さて、今回はそのGoogle Developer Day 2011から、基調講演の模様をレポートする。基調講演では主にAndroid/Chrome/App Engine/Google+の4サービスについて最新状況が紹介された。

 Androidの解説を担当したティム・ブレイ氏によると、「GoogleはAndroidに賭けてきた」というが、実際により重要なのは「モバイルに賭けてきた」ことなのだという。モバイルは大きな影響を世界に与えており、ネット上のビジネスにおいて、モバイルは欠かせない存在であるとする。

 中でもAndroidについては、その台数の伸びは著しく、Bray氏がグーグルに入社した2010年当初の時点では1日あたり6万台のAndroid端末が新たにアクティベーションされていたが、それは今年7月には1日あたり55万台に達している。そして、このたくさんの端末を便利に使うために必要なのがアプリであり、「この問題を解決するのはあなたたちです」と開発者の奮起を促す。

Android端末、そしてアプリのダウンロード数の伸びは著しい

 一方Androidマーケットには30万のアプリが登録されているが、「これはいいニュースでもあり、悪いニュースである」と言う。というのも、デベロッパーが努力して素晴らしいアプリを開発しても、なかなかその存在が目立つことはできない。「単に素晴らしいだけではなく偉大である必要がある」と、現在の競争の激しさを指摘した。

 ただ、グーグルもこの状況に手をこまねいているばかりではない。AndroidマーケットをPC向けのウェブサイトとして展開したり、有料アプリの代金をキャリアの通話料金と合算して支払えるようにしたり(Direct Carrier Billingと呼んでいた)、さらにアプリ内課金(In-App Billing)もサポートしている。これらの機能を利用して、「(デベロッパーには)長期的なユーザーとの関係を結んでほしい」とした。

通話料金との合算での支払やアプリ内課金でAndroidアプリの市場は確実に伸びている

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