10.1型(1024×600ドット)で実売価格9980円という激安Androidタブレット「R100」がBenQから登場。TSUKUMO eX.で販売中だ。
R100は、BenQが電子書籍リーダーとして開発したタブレット端末で、書類データや写真などの画像ファイル閲覧を前提とした製品。PDF、TXT、EPUB、HTML、DOC、PPT、EXCELなどの各種ドキュメントファイルに加え、音楽ファイルや動画ファイル、画像ファイルの閲覧が可能で、ディスプレーにはシングルタッチにのみに対応した感圧式のタッチセンサーを搭載している。
もともと今年6月に発売となったものだが、販売店では「特価品として入荷した」とのこと。なお、在庫状況については「現在(27日夕方の取材時点)は比較的潤沢ですが、時間を追うごとにお問い合わせが増えてきてます。売切れてしまった場合、再入荷の予定は今のところありません」とのこと。気になる人は急いで買いに行った方がいいだろう。
なお、無線LAN(IEEE 802.11b/g/n)に対応しているので内蔵ブラウザーを使用してのインターネット閲覧が可能だが「内蔵Webブラウザー上でのFlashコンテンツ表示は非対応」(ショップ)。さらに、Androidマーケットに対応していない上、外部ソフトの導入はサポート対象外となる。
CPUには動作周波数833MHzのSamsung製「S5PC100」を採用し、30万画素のカメラが搭載するほか、ストレージ用に8GBのフラッシュメモリーを内蔵。最大16GBに対応したSDカードスロットやBluetooth(2.1+EDR)などの通信機能を装備する。
電源は約7950mAhのリチウムイオンバッテリーで、連続使用時間は約16時間。サイズは幅172×奥行き14.55×高さ266mm、重量約720gだ。
一部使い勝手が悪そうな点はあるものの、リリース当時の想定売価は3万800円。現行のタブレット製品と比較すると見劣りするスペックとはいえ、10.1型の大型ディスプレーを搭載するタブレット端末が9980円というのはやはり安いといえる。