このページの本文へ

前へ 1 2 3 次へ

3人の部員がスマホへの勝手な要望を書き連ねた

ASCII.jp編集部が欲しいスマホはコレ! 注目は次期Android

2011年10月11日 21時00分更新

文● ASCII.jp編集部

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

ASCII.jp編集部を取り仕切る男 ミワ
「画面がとにかく大きいのをよろしく」

ミワによるスマホ妄想図。スマホ(7型タブレットででも!)で400gはちょっと考えにくいので、多分200gの間違いと思われる

ASCII.jpを実質的に仕切る男、ミワ。当然何かと忙しく「スマホのおかげでスケジュール管理ができている」としばしば語る割には、編集部員がミワのケータイに電話をかけると、会社の机に放置されたXperiaが鳴動を始める

 そろそろ買い替えたら? と周囲に言われつつも、今でも初代Xperiaユーザーなのだが、さすがになにかと厳しくなってきたのは確か。オカモトが持っているデュアルコアのGALAXY S IIを使ったとき、その処理速度の差に驚いたので、CPUはもちろんデュアルコアで。

 あと、Xperiaはアプリをインストールするメモリー領域も小さく、消したり追加したりというのがそろそろ面倒になってきたので、ドーンと2GBぐらい搭載したモデルを期待したい。(GALAXY S IIはすでに約2GBだよ、というオカモトからのツッコミが入る) じゃあドバーンと4GBで。

 あとディスプレーもドシャーと大きいのがいい。5型ディスプレーの「DELL Streak」がかなり欲しかった時期があったのだが、実際手にとってみると、実は日本人男性の手にしっくりくるサイズであり、ジャケットの内ポケットに入れることだってできる。

5型ディスプレーともなると、小型タブレット? それとも大型スマホ?

 DELL Streakはタブレットかスマートフォンなのかどっちかという話もあるけど、そんなのはどっちでもよくて、スマートフォンは画面大きければ大きいほど実際に便利なんだから。あと画面解像度も1024×600ドットあればベスト。メールやカレンダーの一覧性が断然良くなるはずのでなので。

金属ボディで勝負
ボタン類はフェザータッチ式で!

 ここまではスペックを中心に見てきたが、デザインにも言及したい。現在販売されているモデルを見ていくと、プラスチック成形が中心。軽さや成形を考えるとこの選択になってしまうのだろうが、1つここはアルミやチタンといった外装ボディをウリにする製品も登場してもいい頃なのではないかと思う。

 外装がプラスティックで嫌なのは指紋がベタベタと目立ちがちなところだ。日本のユーザーはどうも光沢仕様のプラスチックが好きなようだが、金属外装をつや消しにすれば、指紋の問題も片付く。また海外メーカーなどは背面の素材に金属を使用しているが、手に取ったときの感触はプラスチックにはないフィット感がある。さらに言うなら、意外にこういったガジェットの金属フェチというのは多いのだ。

金属ボディーと言えば、HTCのハイエンド端末が代表的。どうしても重くなってしまうが、手触り/外観ともに上手く高級感を演出している。HTCが北米でシェアを伸ばしているというのも納得だ

 もう1つデザイン面で注文があるとするなら、ボタン類の出っ張りはできれば避けてほしいという点。初代Xperiaを1年6ヵ月近く使用しているといろいろなところが擦れて塗装が剥げてきている。とくに目立つのが画面の下に用意されているホームボタン。シルバーの塗装が剥げて地の白いプラスチック部分が見えてきているのだが、これがちょっと……。次に選ぶ際にはフェザータッチ、または金属タイプのものを選びたい。

Qiへの対応や、大容量バッテリーの純正での用意にも期待

 さて、好き勝手に自分が欲しい端末を語ってほしいというオーダーなので、さらにお願いごとを2つほど付け足しておこう。

 1つ目が、すでに仕様も策定されて製品が登場し始めているQiへの対応だ。初代Xperiaを1年以上使っていてわかったのがこのポートが意外と壊れるとやっかいということだ。充電のため日に数度抜き差しすると、ポートがグラグラと動くようになってしまった。Qiならばそんなことはないはず。

 2つ目は大容量バッテリーへの製品レベルでの対応だ。サードパーティー製には裏ブタを交換して装着するような、大容量バッテリーなどが存在するが、どうも美しくない。できれば純正で用意してくれるようになるとうれしいんですが、無理でしょうか。

裏ブタごと交換するタイプの大容量バッテリーはアキバのショップなどでは見かけるが、ぜひ純正品として用意してほしい

 ということで「好き勝手に欲しいAndroid端末を書いてよ」という編集担当の言葉をそのまま鵜呑みにして書き散らしてしまったが、1ユーザーとして本当に欲しい製品はこういうものだ。これに近い製品が出てくれば“即買い”してもいい。ドコモの冬モデルにはちょっと期待したいところだ。


 三者三様……といいつつ、3人ともASCII.jp編集部らしくハイスペックなスマホが望みのよう。また唯一同じ意見だったのが、Qiへの対応。対応はなかなか難しいのだとは思うが、ワイヤレス充電の便利さは一度体感すると明白なので、日本から世界に広める感じで、早く普及してほしいものだ。

 各自それぞれ理想のスマホを語ってきたがいかがだろうか。まだまだ進化が続くジャンルだけに、完全に理想を満たす製品はなかなか登場しないが、それだけに興味深い状況なのも確か。ASCII.jp編集部は今後ともそんなスマホの世界を追いかけていくつもりだ。


前へ 1 2 3 次へ

カテゴリートップへ

注目ニュース

ASCII倶楽部

プレミアムPC試用レポート

ピックアップ

ASCII.jp RSS2.0 配信中

ASCII.jpメール デジタルMac/iPodマガジン