KYBER SmartNote、こんな使い方できるかな
たしかによくできている。でもこれだけじゃ満足できない。メモ帳の使い方は千差万別、どうせならいろんなところで使いたい。6つの使い方でテストしてみることにする。
その1 ギッチギチに書いても読める?
結果:◎ 余裕だった。読みとれない文字が3文字あったが、「ク」「ン」「人」と、いずれも判別が難しいもの。ギチギチに書きこんでしまうクセのある記者には非常にありがたい。
その2 図入りのメモは読める?
結果:○ 図版にかぶるところに判別不可能の「?」が付くが、それ以外は問題なし。線を引っ張ったり、関係図を書きながらメモをとるような使い方もできそうだ。
その3 縦書きは読める?
結果:× 無理だった。1行ごとに横書きと判断され、意味不明な呪文が送られてきた。判別不可能な文字も49字中9字あり、こころなしか精度が低くなっている気もする。縦書きでメモする機会があるかは微妙だが、素直に横書きしないと文章としては認識されない。
その4 英語やフランス語は読める?
結果:△ 日本語、英語、そして簡体中国語が読めた。さすがだ。フランス語、ロシア語、韓国語はいずれも×。中国語でメモをとる機会は人生になかなか訪れないかもしれないが、感動したので使いたくなった。
その5 数式は読める?
結果:○ 「E=mc2」といった乗数の表記はできないが、ルート(√)や分数表記(1/2)などは比較的正確に再現してくれるのに驚かされた。数字での判別ミスはなかったので、数字の並びだけを把握したい場合には使える。
その6 エンピツは読める?
結果:◎ これでもかと薄い文字でも恐ろしいほど認識された。シャープペンやエンピツでメモをとる方はもちろん、薄い色のペンを使って色分けをしている方も便利に使えそう。